三椏を愛でつつ西丹沢の大杉山へ

2月2日に、Ùさんの藪仲間で、西丹沢の中川橋から遠見山(▲880m)を登り玄倉に下った。山裾では暖冬ゆえであろう、三椏が咲き始めていた。その山行を聞いた知人が「大杉山に登りたい…」とFBでつぶやいたので、私も以前から気になっていた大杉山経由で遠見山に至る三椏鑑賞も兼ねた計画を立てた。久しぶりの早春の宴会も愉しんだ。


◆期日;2020年2月29日(土)4年に一度の日・閏年

◆天候:晴れ午後雲

◆山域:西丹沢

◆資料:西丹沢登山詳細図

◆メンバー:L=NN SL=MK MW AM KF SL=HY K  KK SO

◆形態:読図  ◆装備:冬山ハイク、ストック、軽アイゼン(使用せず) GPS等

◆コース&コースタイム(※休憩も含んだ大まかな時間で参考タイム)

新松田駅8:25バス→中川温泉入口バス停9:25…9:40登り口10:00…石櫓10:14…12:16大杉山13:00…遠見山13:30…三椏群生地…中川橋バス停14:57乗車→新松田駅、駅前の居酒屋で早春の集いで宴会後散会


<新松田駅の高架より富士が見えた>

HYさん達が所用で遅れたので、私達とは大杉山で合流することにした。中川温泉入口バス停で降り、温泉の建物前を進んだ先から踏み後を頼りに歩き始めた。ひと登りで石櫓に出会い、急登でひと汗かいて標高620mで迷いやすい平坦地となる。ピンクテープを参考に読図で進む。一度コルに下り、またロープのあるザレた急斜面を登り、左側が切れた崖を慎重に通過して、植林帯の奥に大杉山の標識を見つけた。足元には三角点もあり、ここで大休止をとり昼食タイムとした。やがて、HYさん達が到着して、久しぶりに笑顔で挨拶を交わした。

<結構大きな石櫓>

先発組の途中の休憩風景、トウモロコシをほお張る方も。

<登りの休憩>

小さな山名板がある大杉山は、木立の中でした。下の写真はK氏提供。

そこからは、2回ほど起伏があったがなだらかで、すぐに2日に訪れた遠見山に到着。雲が広がり始めたのでので、ルートの短い中川橋に下山を決めた。これまでトップは交代したが、ここからはHYさんが先頭を務めて良いペースも下った。ここまでのルートでも三椏は散見できたが、この下りの途中の群生が一番きれいであった。急な下りが続き、ようやくゴールの階段に出た。中川橋を渡ると、時刻より遅れてきたバスにどうにか乗車できて超ラッキーであった。でないと、1時間バスを待たなくてはならないのです。読図も面白く、三椏も愛でることができて、早春の山を皆で愉しめた。

<三椏の群生>

<クリーム色の三椏の群生> <下はアップの三椏>

<ゴールの石段>

まだ、少し三椏は早かったかも…。それでも、久しぶりに9名が集まり、西丹沢の早春の山を歩けた。年に一度は、三椏に会いに西丹沢を訪ねたい。

アイキャッチ画像:木にサルノコシカケが5個!