高尾山そばの小下沢で遊び、景信山東尾根を下る

U氏からWW(ウォーターウォーキング)と読図を組んだ山行を誘われたので、参加した。土日と会の方で山行が企画されていたが、土曜日が都合が着かず、日帰りのこの計画にのりました。実は同じコースを2004年8月に私がリーダーで知人と二人で実施済ではあったが、細部は記録してなかったので再訪して確認の意味もあります。


●2017年9月10日(日)晴れ 沢日和です♪ ●地形図:与瀬

●メンバー:L=U K S N(4人) ●山域:高尾山 ●形態:沢&読図

●ルート&コースタイム

集合高尾駅8:00 バス8:12・・・大下バス停8:25・・・小下沢林道入渓9:05・・・景信山への橋10:15・・・堰堤10:50・・・枝沢11:15・・・11:40尾根靴履代え12:15・・・13:00景信山13:10・・・東尾根・・・大久保山13:40・・・14:00P478m14:10・・・小下沢林道14:30・・・14:40日影バス停14:43・・・高尾駅


小下林道に入り、すぐに沢へ降りる踏み跡があったので、そこで身支度を整えて入渓。

U氏の山行は、トップが常に入れ替わるので、きちんとルートを事前に把握しなくてはならないが、トップはそれなりに面白いので、ジャブジャブ、あるいはしずしずと水と戯れた。

<入渓直後のさらさらした流れ>

<明るい沢をしずしずと進むメンバー>

<小滝を左岸から登ります>

<日差しを反射してきらきらと水は美しかった♡>

1時間くらい経過の所で休憩したが、時折土管があるし、林道を歩く人とも出会った。しばらくして、小下沢キャンプ場跡の広場からの景信山に至る橋を通過する。

<景信山への木橋に出合う、親子が遊んでいた>

この先で堰堤の滝に出合うが、右側の林道へ登り易い所から上がり、再び沢へ降りる。

<堰堤は右から林道へ上がりました>

枝沢の滝場3段10mに挑戦!4人とも難なく登れました。\(^o^)/

<枝沢3段10mを登る>

<枝沢2段目を登る>

滝を登ってから、左側の急斜面を登るも、落石はあるし、ヤブもでてきて登り甲斐があった。登り切った広くなった尾根で、靴を履き代えた。地形図を確認して、読図で進み景信山登山道へ出合い、荷を置いて景信山をピストンした。天候も良かったので、山頂は家族連れなど人出も多く、かき氷を美味しそうに食べている人もいた。

<景信山の三等三角点です>

<景信山山頂標識にトンボが…、山はもう秋の気配>

<登山道に萩の花が咲きはじめてました>

景信山をあとにして、トイレを済ませて荷を背負って登山道を降りる。標識で登山道から分かれ東尾根に入るも少しヤブも五月蠅い。標高581mには、以下の看板があった。最後は急斜面をジグザグに下りきって、朝歩いた小下沢林道の梅林辺りに出た。急斜面には中央高速に沿って、以前なかったコンクリートの側溝が出来ていて驚いた。林道からは、今度は日影バス停へ向かい、14時43分バスで高尾駅へ戻った。臨時のバスも出ていた。

<大久保山という手作りの看板がありました>

高尾小下沢~景信山地図

高尾山の近くで、のんびり沢遊びができるので、貴重な沢である。林道が並行しているので、どこからでもエスケープできるので安全である。下流部は、結構深い所や小滝もあり楽しめる。下りもバリエーションハイキングでなければ、小下沢林道をそのまま下ってもいいし、景信山からもルートはいろいろ取れて山も楽しめよう。

前回の同じコースは2004年であったので、記憶がだいぶ薄れている。入渓点も林道をもう少し歩いたところであったので、小滝など忘却の彼方であった。枝沢の3段10m滝は覚えていて、登りたいと思ったが、当時はそのまま先へ進んだ。ので、今回登れて宿題を果たした感じである。景信山東尾根は、13年前より分かり易くなっていた。また、2014年2月、東京が豪雪の時にやはり東尾根を登った。下部の急な所が凍りついていてアイゼンが効き辛かったことやワカンの練習も出来たことはまだ記憶に新しい。近郊でもいろいろ楽しめる山域である。

<アイキャッチ画像は、景信山からの景色>