めぐろ山学クラブ・仲間のメンバーで、27日平日に日帰りで、中央線沿線の要害山~コヤシロ山~実成山~尾続山をのんびり歩いた。リーダーYT氏の計画で、天候にも恵まれ冬枯れの日溜りハイクを愉しんだ。2018年の締めの山でした。
■期間:2018年12月27日(木) ■天候:晴れ ■山域:山梨県 ■形態:日帰りハイキング
■メンバー:L=YT SL=EN SO NN (4人)
■資料:上野原市発行要害山トレッキングガイド、山梨県東部の山登山詳細図他
■日程&コースタイム:上野原駅発8:50バス→新井バス停9:06…鏡渡橋9:18…要害山登山口山ノ神神社9:48…10:25要害山(▲536m)休憩10:50…分岐10:58…風の神(▲540m)11:16…コヤシロ山(▲600m)11:40…実成山(▲609m)12:25…尾続山(▲538m)12:53…尾続バス停13:28…棡原石碑13:35…13:54新井バス停発14:16→上野原駅
JR上野原駅に着いて、驚いた!駅舎が新装になっていて、ロータリーにバス停が移り、乗りやすくなっていた。駅舎1階の土産物売場もあり、案内所でパンフレットも入手できる。バスの運転手も親切で、乗り場や山のパンフレットの事など教えてくれた。

<洒落た造りの上野原駅>
1番乗り場から乗車、新井バス停で下車。歩いて鏡渡橋に向かう。橋には、ツルのモチーフが。下を流れる川が鶴川であった。欄干にも鶴と富士山の模様が設えてあった。鏡渡橋バス停を通過する便が少ないので、新井バス停より歩いた。

<鏡渡橋>
標識に従って進む。

<要害山登山標識>
山ノ神神社手前に、天保と彫られた石碑があった。

<石碑>
山ノ神神社で、安全登山を祈願した。古い石像など祀ってあった。

<神社と標識>
歩きやすい登山道を進み、ひと登りで要害山に到着。杉の木と秋葉大権現が待ち受けていた。

<要害山山頂の木と秋葉大権現>
戦国時代、大倉砦という山城が築かれていたそうだ。土塁や堀切等の跡も見ることができた。

<山頂標識>
山頂は、展望が良いので富士山を撮影したり、山座同定してしばし休んだ。

<要害山のメンバー>
平日に関わらず、他にも登山者がいた。富士山が綺麗に見えた。

<富士山>
要害山をあとにして、風の神様へ向かう途中に登下(とっけ)と大倉へ分ける分岐があり、手前の鞍部には灯籠が鎮座していた。

<立派な灯籠>
分岐には標識もあり、迷うことなく尾根を進む。

<分岐で確認>
標識にある、風の神様の可愛い祠があった。ここで方向は北へ向かう。

<風の神様>
コヤシロ山までにも、祠が点在していた。コヤシロ山は展望があり、ここからは方向は東に変る。

<コヤシロ山で>
実成山は、みなしと読む。何だか有難味のある名で、このコースの最高峰である。このルートは、手作り感のある標識が続く。

<実成山>
三角点のある尾続山に到着。おづく、と読みます。集合写真を撮る。

<記念写真>
登山道を下り、尾続集落を経て舗装路に出ると尾続バス停はすぐである。が、本数が少ないので再び起点の新井バス停まで歩く。後ろに見えるのは、聖武連山であろう。

<尾続バス停>
棡原は、長寿の村として名をはせていた。大きな石碑があった。

<長寿の村>
やがて、歩き始めた新井バス停へ到着。ぐるっと周回してきて、目の先には、最初に登った要害山の祠の杉の木が良く見えた。バスで上野原駅に出て、駅前の店で打ち上げをした。

<新井バス停から>
小粒ながら、景色が楽しめる山行であった。上野原市は、独自に山の案内のパンフレットを作成して駅前に無料で置いてある。登山者は、有名ではないが、この地域の小さな山も安心して歩くことができるので助かる。花の時期も愉しめそうな山々が控えている。2018年の山も無事終わり、ほっとした。2019年は、どんな山々と出会えるだろう。
<アイキャッチ画像:山ノ神神社の石像類>