奥武蔵のヤブ山・横瀬二子山から大机山へ

冬枯れのバリエーションルートを歩くのが目的で、ヤブ山好きのメンバーが8人参集した。綿密な計画は、KU氏が考え、山の会をまたがって彼と繋がりのある山の仲間でメンバーは構成されている。私は昨年夏の沢以来の参加でした。


◆期日:2019年2月16日(土)  ◆天候:晴れ   ◆山域:奥武蔵 秩父

◆形態:日帰りハイキング+読図  ◆資料:奥武蔵詳細図他

◆装備:日帰りハイキング装備+ストック+軽アイゼン(使用せず)

◆メンバー:L=KU CK RT YK KO TS YO NN 8人

◆ルート&コースタイム

芦ヶ久保駅(306m)8:58…兵の沢登山道分岐9:14…大平(770m)10:35…登山道合流地点10:39…二子山雌岳(▲882.7m)11:02…二子山雄岳(▲882.8m)11:16…岩場展望台11:25…縦走路・大机山分岐12:24…大机山(▲623m)13:27…道路14:22…横瀬駅15:01 →横瀬駅で解散後、再び芦ヶ久保駅で下車して氷柱を見学する3人と帰京組に分かれた。 (※時間はリーダーのKU氏の記録、岩山の二子山と誤るので、ここでは横瀬二子山とした)


西武線芦ヶ久保駅で、集合。トイレや身支度後、初めて参加の方もいるので、簡単に自己紹介してから出発!

<起点は芦ヶ久保駅>

駅からは、二子山方面の標識に従うと、すぐに西武線の下を通過するトンネルをくぐり、登山道を進む。沢へ降りる手前で、本日の登りのルートである兵の沢右岸尾根に入る。左手にある標識の右脇から登りはじめた。

<尾根の取り付き>

先頭をYK氏が登り、馬酔木や広葉樹の間をコンパスや踏み跡を頼りにいいペースで進む。上部のこの岩場は、左側を迂回した。

<岩場を迂回>

道中、岩にケルンが積まれていたので、私も一つ置いた。

<ケルン>

登山道に合流、標識の行き止りの方向から来た私達。ここから、二子山から大机山へ通じる尾根までは、一般登山道を歩く。トップは交代して進む。

<登山道に出た>

雪は、標高700m付近から北向き斜面に少し散見できた程度で、ほとんど歩きには影響はなかった。軽アイゼンは、持参したが使用しなくてすんだ。

<北向き斜面に雪があった>

雌岳手前の、一般登山道の急な登りには、ロープが設置されていた。前にここを下った際は、急で滑りやすいので記憶に残っていた。

<ロープを利用>

雌岳に到着。この時期、芦ヶ久保駅方面に降りる浅間神社尾根コースは、氷柱があるため通行できないので要注意。通行止めの看板も出ていた。

<雌岳>

そのまま、雄岳を目指して進む。逆光で後ろに見える武甲山が写らない…。

<山頂で>

日溜りを求めて更に進み、展望のきく所から武甲山を撮る。開発で削られた武甲山の姿。

<武甲山>

雄岳からすぐの岩場は、展望が良いので周囲の確認ができた。岩場では、3人程休んでいる方がいた。大持山や武川山も指呼の先であり、下の写真の武甲山の手前にある、右手に下がっている私たちのこれから歩くルートの尾根も見えた。

<下る尾根が見えた>

ほぼ同じ位置から撮った、2013年12月に甲仁田山から登った際の武甲山。上の写真と比べると前の部分が削られているのが解る。

<2013年の武甲山>

岩場から戻り、一般縦走路を焼山方面に向かう。途中の標識で、現在地を確認する面々。

<分岐で確認>

焼山の手前の大机山へ向かう尾根に入る所で、休憩を取る。入り口には、黄色の立ち入り禁止のテープが張り渡されていた。事故でもあったのだろうか?

<テープの所から尾根に入る>

ここからは、尾根が分かれる度に地図とコンパスを合わせながら進む。一番初めの尾根の分かれる所で迷いそうになるも、CKさんの見立てで、方向を誤らずに進めた。途中の尾根から、顕著な三角形の大机山を見る。私が以前登った時は、三角山と呼んでいた。尾根の読図は、登りより下りが難しい。

<三角形の大机山>

上り下りを何回か行った平坦地に、小さな手製の三角山の標識があった。大机山の標識は分からなかった。

<三角山=大机山>

大机山で、倒木をベンチ代わりにしてひと休みする。全員で記念写真を撮る。

<倒木で寛ぐメンバー TS氏提供>

そこからは、ひたすら尾根を下るだけであるが、石灰工業の会社のある車道に降り付いた。そこから、道沿いに横瀬駅に向かう。GPS機能付きのアプリで現在地が解るので、街中も迷わず横瀬駅に着くことができた。

<秩父の案内標識>

駅に向かう途中で梅や福寿草を見た。電車の車体にも武甲山(解るかな?)が描かれ、W武甲山です。

<右の車体下にも武甲山が>

登りで記載のあった岩茸石や縦走路の小鳥峠も分からなかったし、下山の西善寺も通らず横瀬駅に着いた。それでも、予定より早く着いたので、笑顔で解散。久しぶりにお会いした方や初めての方もいたが、計画通りトレースできたので、良かった。皆様、お疲れ様でした!

<横瀬駅で解散>

帰りに、乗り降り自由の切符と時間があったので、3人は再び芦ヶ久保駅で降りて、氷柱(環境整備協力金300円)を見学した。人工的なものであるが、人出も多く、一見の価値はあるだろう。氷も様々な表情を現すので、ライトアップの時も見てみたい。サービスの甘酒も、身体が温まって、とても美味しかった!

<氷柱を見る>

♪~人生いろいろ、氷の色もいろいろ、温かみのある表情の氷もあれば、冷たい青みがかった氷、溶けそうな灰色がかったもの、など様々でした。

<氷柱を背に>

ヤブ山仲間のメンバーと再会できて、読図で頭も使い、十分歩き、氷柱も見れて、満足した一日でした。ただし、前に痛めた右膝にサポーターをして、ストックを利用しても、やはり帰宅後膝が腫れたので参った。結構急な登りもあったし、下りもガレていたりして、踏まれてはいるがバリエーションルートは侮れない。以下は、リーダーKO氏が作成した概念図です。

◆所 感

横瀬二子山は、4回目である。部分的には重なるが、異なるルートで再訪できた。①は17年前なので、メンバーのうち一人は亡くなり、一人は老人施設に、という現実があり、再訪した三角山(大机山)では当時を思い出し感慨深かった。

①横瀬駅~三角山(大机山)~二子山、一般道浅間神社コース下山:(4人)2002年4月14日

②芦ヶ久保駅~甲仁田山~二子山、一般道兵の沢沿いコース下山(4人):2013年12月8日

③芦ヶ久保駅~兵の沢WW~二子山、一般道浅間神社コース下山(2人):2017年8月25日 当ブログ『可愛い沢から二子山へ』参照

<アイキャッチ画像:毛細血管のごとき逆光に輝く木々の小枝>