クリーンハイクで山梨県・扇山へ

東京都勤労者山岳連盟では、毎年6月の第一日曜日にクリーンハイクを実施してます。今年は、中央線沿線の山梨県の扇山で開催。各会に分かれて、それぞれ別のルートからゴミを拾いながら登り、山頂で集合します。集めたごみは各会で計量して、自宅に持ち帰り廃棄します。年に一度の山孝行です。

最近は登山者のマナーも良くなり、登山道ではあまりゴミは見かけません。が、生活道路との境目辺りでは、どう見ても登山者が出したゴミでないものが破棄されている現状があります。


■日時:6月3日(日)  ■天気:晴れ  ■中央線沿線の扇山・山梨県

■メンバー:L=CM SL=KO KY SO NN(5名参加)

■一般ハイキング装備+ゴミ袋+軍手など

■ルート&コースタイム                               中央線鳥沢駅8:07着集合…8:35甲州街道登山口方面へ分岐…8:55中野神社…9:10山ノ神社…大月エコの里…10:15トラバースして山谷コース登山道…10:38林道崩壊を見る…11:35月待石碑…12:10扇山(▲1137.8m)13:00…13:35水場…14:00頃梨の木平…15:35頃鳥沢駅15:54乗車      ※ゴミを拾いながらですので、大まかな時間と捉えてください。


絶好のハイキング日和に恵まれました。集合場所の鳥沢駅の傍には、私たちの署名運動が実った公衆トイレが新設され、早速利用しました。新しい駅舎になってからは、私は初めて降りたようです。

<新しい駅舎>

<昨秋に新設された綺麗なトイレ>

鳥沢宿の面影が残る甲州街道を、梁川方面へ歩きました。

<鳥沢宿>

扇山登山道方面分岐へ入ると、複数の石碑がありホタルブクロが揺れてました。

<石碑群>

中野神社を通り、山ノ神社に到着したので、代表でKY氏が登山の安全をお参りしました。

<山ノ神神社>

道中、桑の実を食べて指を紫に染めたり、貯水槽でオタマジャクシを観察しました。ここで、偶然MKさんとそのお姉さん夫妻に出会いました。クリーンハイクとは別に、やはり扇山を登りにきたそうです。

<モリアオガエル?>

道中こんなところもあり、富士山の写真も撮りました。

<残雪があった富士山>

大月エコの里の農場を右に見て進み、そのまま踏み跡に入り過ぎたので、山谷コースの登山道にトラバースして出ました。そこで、大田山の会のメンバー3人と出会ったので、挨拶を交わしました。登山道には、このような標識があります。

<標識>

また、無残な林道崩壊地もありました。

<林道崩壊!>

白いものがふわふわと、羽虫がどんどん切り株から飛び立ってます。少し不思議で無気味な光景です。

<羽虫の旅立ち>

山中には、このような月待石碑もありました。

<石碑>

深緑の中、ゴミを探し且つ拾いながら登るメンバーです。

<ゴミ袋片手に>

山頂で記念写真、私は多分4回目くらいの山頂です。富士山は霞んでいました。

<5人のメンバー>

山頂付近でヤマボウシが綺麗に咲いてました。この木陰で休憩、本当に緑陰でした。

<ヤマボウシ>

山頂でみなみ地区連盟の参加者が集合して、各会ごとに代表者が参加人数とひとこと挨拶をしました。その後私たちは、梨の木平へ下山を開始。途中で水場があり、一休みしました。

<水場のKY氏>

梨の木平登山口では、トイレ休憩後、種類別にゴミ袋などまとめました。ゴルフ場沿いの舗装路を下り、途中で麦畑もあり、きらきら輝いてました。長閑な風景の中、中央高速の下をくぐり街中で出ると、やがて鳥沢駅に降り立ちます。

<麦畑>

鳥沢駅に着いたら、他の会のメンバーも続々と到着してました。丁度直ぐの電車がありそうなので、あわてて近くの店でビールを購入して車内に…。暑い日であったので、とてもビールは美味しかったです。お疲れ様でした!

当会のメンバーの収集結果:ビン・缶1.2㎏  他0.6㎏ 

扇山山頂での東京都勤労者山岳連盟・みなみ地区連盟の参加者の集合写真です。

<アイキャッチ画像:食した甘い桑の実>