奥武蔵の大持沢で秋の気配を感じた

25年ぶりに沢に行くため沢足袋を購入したIMさんを囲んで、5人で奥武蔵でWW(ウォーターウォーキング)でジャブジャブと愉しんだ!

シャワークラムには少々肌寒く、水に余り入りたくない陽気の中でも、小滝で濡れたり釜で腰まで浸かったりした。大持沢はWWでは短い工程であり、入るその先にはゴルジェやCS滝などあり大持山(▲1294m)まで登れるが、今回は二俣で終了して仕事道を戻った。


●期日:2017年9月27日(水曜日)日帰り     ●天候:曇り時々晴れ

●山域:埼玉県・奥武蔵 秩父 生川大持沢    ●形態:沢歩き(WW)

●メンバー:CL=KH SL=NN IM MK MW (5人女子会)

●ルート&コースタイム

西武線横瀬駅8:40集合→IM車で入渓点まで入り身支度後入渓9:50・・・11:40二俣12:20・・・仕事道下山・・・12:40車→西武秩父駅前温泉祭りの湯→食事後西武秩父駅で解散、車・電車で各自帰宅


電車利用で4人、車で一人は、横瀬駅で集合した。トイレを済ませて、Mさん車で武甲山登山口の一の鳥居を経た先の林道を入り、大持沢手前の路肩に駐車できた。

身支度を整えていざ出発!入渓点はすぐであり、ジャブジャブと沢に入りつつ、小滝を登って進む。水量があるので、釜など深いところはパスして巻きつつも、登れそうな滝はトライして愉しんだ。もっと暑い夏であったなら、積極的に水と戯れるのだが…。

<水飛沫に対抗して小滝を登る>

<明るい沢を進む>

<もっと陽が射せば…>

<こんな滝をいくつも越えて>

沢の岩色が赤紫であったり、緑色であったり、灰色がかった白であったりと様々で、光がもっとあれば水に映えて綺麗であったに違いない。風や空気感、落ち葉など何となく秋の訪れを感じる風情であった。

<岩の色>

今回、KHさんは足を捻挫したばかりであったので、無理はしないでジャブジャブハイクに参加した。和賀の沢でも履いていた、左中央が伝説のジャガーの白い運動靴である。

<運動靴で沢登りのCL>

二俣で、休憩を取り腹こしらえで休んでいると肌寒くなるので、コーヒーを沸かして飲んだ。濡れた衣類で寒くなり、私は雨具を羽織った。雲に覆われてきたので、今回は計画通りここまでで終了とした。この先は沢登りの領域であり、本日はあくまでWWで愉しむのが目的である。水陸両用の運動靴のCL以外は靴を履き代えて、ハーネスなど外して仕事道を下った。岩を巻いたり、沢を横断したりして入渓点へ素早く戻れた。

<遡行してきた沢を眺めながら仕事道を下る>

車に戻り身支度を整えて、温泉へ向かう。西武秩父駅前温泉「祭の湯」で汗を流しつつ温まった。平日は980円で、新しいので設備も整っていて、風呂もシルクの湯、ジェットバス、水風呂、高濃度人工炭酸泉、2種類のサウナもある。露天も、岩風呂、花見湯、寝ころび湯、つぼ湯といろいろあり、サウナ以外は全部入ったが、のぼせそうになってしまう。(*^_^*)

<温泉入口、赤を基調とした建物>

温泉以外にも館内で休憩や食事もでき、また一時外出もできるので、物販エリアで土産物を探したり、フードコートで飲食も味わえ、一日中温泉を楽しめるようだ。秩父方面に来た時に寄る駅前の店で、車の人はノンアルコールビール、他はビールやお酒で名物の味噌ポテトやしゃくし菜漬、豚肉焼き、くるみだれの蕎麦で打ち上げをした。久しぶりに5人で集まったせいか、女子会は盛り上がった。

今回は二俣で終了したが、遡行を進めて大持山まで登り、登山道を妻坂峠へ下山してもいいし、小持沢を遡行して大持沢の仕事道を下ることもできるようだ。昨年5月に武甲山を登った時は、まだ工事中であったところが、今回は立派な温泉場となりおかげで寛げました。

<アイキャッチ画像:沢で出会った大文字草>