熱海駅起点で玄岳ハイクと忘年会

2017年12月2日 晴れ 日帰り

久しぶりのメンバーが集まり、ハイキングと忘年会で親睦を図った。天候にも恵まれて愉しいひと時を過ごした。参加者は、8人。


熱海駅集合10:10→10:25ひばりが丘行バスに乗車→玄岳ハイクコース入口バス停下車10:50…11:00ハイク開始…休憩1回…ガードレール橋12:08…分岐…13:00玄岳山頂(食事休憩)▲799・2m14:00…自動車道路1回…氷ヶ池14:30…自動車道路1回横断…14:50分岐15:00…16:05玄岳ハイクコース入口バス停16:06バス乗車→16:26熱海駅

和食所 「こばやし」で3時間余の大忘年会!  20:17東海道線で帰京


3年ぶり位で熱海駅に来たが、以前工事中の駅舎は新しくすっきりと変身していた。駅前には足湯も設置されていた。改札から出て左手にあるバスターミナルから、バスに乗車する。

<新装の熱海駅ビル>

<駅前の足湯>

熱海の海岸道路を経由してバスは進むので、お宮の松や金色夜叉の像も見ることができた。

玄岳ハイクコース入口バス停で下車(現金330円)、身支度を整え準備体操をしてから出発!

<玄岳ハイクコース入口バス停>

急な舗装路の坂道を登り出し、犬の散歩の女性と挨拶を交わす。玄岳山頂の案内標識もある。

<案内標識がある坂道>

舗装路から、小石等ごろごろしている登山道に変り、途中で喉が渇いたので休憩を取る。やがて、熱海新道の上を通過するガードレールのある橋を渡り、氷の池の分岐を過ぎ、山頂へ続く笹の中を進む。

<ガードレールの橋を渡る>

<風情のある才槌の洞の看板>

<行きも帰りも周回して通った分岐>

山頂は穏やかな丸形で広いので、それぞれ寛いで休憩。三角点は笹に隠れそうであり、地理院の地形図では、山頂看板と異なり798mとある。

<失礼ながら靴で踏んでいる玄岳の三角点>

それでも風の通り道は肌寒いので、風のこない日溜りでのんびり過ごせた。残念ながら、富士山はこの時は見えなかったが、下り始めると雪混じりの頭だけ現した。

<山頂で寛ぐメンバー>

<玄岳山頂で記念写真>

<同じく記念写真>

伊豆半島の付け根に位置する玄岳からの展望は抜群であり、駿河湾と春に歩いた沼津アルプスが眼下に連なっていた。

<駿河湾と沼津アルプス>

反対側には、ホテルが並ぶ熱海市街と真鶴半島も近く、相模湾を挟んで遠く三浦半島も見えた。もちろん、初島、大島も。

<熱海市街と奥に真鶴半島>

山頂からは、氷ヶ池を通り、分岐に出てから来た道を戻ることにした。下り始めると富士山の頭が見え出して、氷の池越しに撮影。雉らしき鳥が、尾をなびかせて池の上を飛び渡った。氷ヶ池は、昔は氷を切り出したとかでの命名らしい。

<氷ヶ池と富士山の頭>

氷ヶ池の手前で1度、そこから分岐までの急登の下で1度、計2回自動車道に出て登山道に入る。基本自動車道なので、この通過は注意が必要だ。分岐に登り上がり、そこからは来た道を戻るが、バス停手前であと3分位でバスが来るのが分かり、皆急いでバス停へ駆け降り何とかバスに間に合った。熱海駅に無事到着して、商店街の食事処へと…。

さすがに熱海、美味しい魚の肴に舌つつみを打ちました。金粉に飾られた刺身や金目鯛の煮つけ、海老しんじょう、白魚のかき揚げ、などなどで満腹でした。

<この鯵はぴくぴく動いていた>

今回のハイクと宴会を企画した主人公はお酒をたしなまないのに、他のメンバーは食べて飲んで騒いで3時間以上の大宴会の忘年会でした。私は、寿司を土産に帰途に就き、一駅寝過ごして戻って帰宅できた。忘年会のシーズン到来ですので、胃腸をお大事に…。

玄岳は、駅から近いし展望はすこぶるいいのであるが、登山道が少し歩きにくいのが残念である。笹は伐採されているが、滑りやすいし急な所もあるし、背丈ほどの所もある。石もごろごろしているし、何よりルートにより自動車専用道路を2回横断するので、危険を伴う。それでも明るい海や富士山の展望に惹かれて、温泉付きで再訪してもいいなと思った。

アイキャッチ画像:山頂から笹の登山道を見る