紅葉の中へ懸垂下降

2016年12月6日(火)  晴

平日に休みを合わせたメンバー3人が、湯河原の幕岩でクライミングを愉しんだ。平日は、ゲレンデも空いていてのんびり登れる。

東海道線湯河原駅よりバスで幕山公園まで入り、そこからゲレンデへは梅林の散策路を歩く。バスの窓からミカンの黄色が暖かく、散策路ではすでに水仙が咲き始め、香りは甘かった。

悟空スラブという、初級者がロープワークの練習に適したところへ踏み跡をたどって15分ほど登る。そこで装備を付けてさあ、ダブルロープの練習開始。

ここは2ピッチ目、リードのWさんは初見だが、ぐいぐいとロープを伸ばす。 快適なスラブ登りである。Wさんは、前穂高岳北尾根をリードしている方なのである。

紅葉の中を心地よい風が渡り、汗を吸い取ってくれる。

終了点からは、相模湾はもとより真鶴半島や初島、大島も見えた。(^o^)丿

この風景に会いたくて、年に一度は訪れている。

眼下の梅林は春にはピンク色に染まる が、今は紅葉真っ盛りである。その中へ懸垂下降するWさんも愉しそう!

終了点の支点が設置されてない時に、大木を利用して懸垂下降していた。何とその木が倒れて横たわっているではないか!自然災害の影響だろうが、岩盤なので根が深く伸びることができなかったのだろう。

あとは、下に降り桃源郷でシングルロープのリードとトップロープの支点のセットを確認して、時間切れで今日は終了。

実は、当方忘れ物をして練習時間を潰したのだ…申し訳ない。<m(__)m>

幕岩は何度も来ているが、こんな見事な紅葉は初めてであった。