西日本の名峰・伯耆大山へ

岡山県に在住の知人の計画で、8人が参集し伯耆大山(弥山1709.4m▲)を目指した。大山を彩る素晴らしい紅葉に酔いしれ、地元の知人も、何回かこの時期に訪れているが、今回が一番!と語った。遠出した甲斐があって、2日間山を楽しめた。


◆日時:2018年11月3日(土)~5日(月) ◆形態:各日日帰りハイキング

◆天候:各日晴れ ◆山域:岡山県中蒜山(なかひるぜん)と 鳥取県大山(だいせん)

◆メンバー:L=ST(岡山在住) SL=KI  SS  KU  TI  YS  YH(以上MHC) NN 計8名

◆装備:日帰りハイキング装備 (雪の情報で軽アイゼンを持参したが、使用しなかった)

◆日程とコースタイム:

11月3日:東京発→新幹線利用岡山駅9:00集合/10:00車2台で移動→中蒜山登山口12:30/13:00…中蒜山(▲1123.3m)14:30/14:45…中蒜山登山口16:00/16:15→ヒルセンスーパー買い出し17:00/17:25→蒜山セミナーハウス宿泊所17:45 行動:3時間15分

11月4日:宿泊所7:00→大山駐車場8:05/9:00…大山山頂(弥山)12:00/12:30→大山駐車場15:15/15:45→岡山駅18:00 新幹線で4人帰京 行動6時間15分


<11月3日 移動と中蒜山登山>

岡山駅で全員が集合して、レンタカーを借りて地元のST車と2台に分乗して、一路中蒜山登山口に向かう。STさんの話では、「上蒜山を計画していたが、時間の余裕がないことと、上蒜山山頂は見晴らしがよくないことから、直前で中蒜山に変更した。中蒜山は道が良くないことから上蒜山で計画したが、記憶と違い思っていたより悪くはなかった。」と話していた。

初めての山域であったが、地元の方の心強い案内もあり、登山道も標識も整っていたので、迷うことなく中蒜山に登れた。登り口の駐車場で身支度を整え、日本名水百選の塩釜冷泉の脇を通って沢沿いに進む。何合目の看板が設置してあり、5合目に日留(ひる)神社が祀られている。その先の急登を登り、県境の稜線の笹原を進むと避難小屋が見えてきて、やがて展望の良い山頂に到着した。雲が出てきたが、蒜山高原を眼下に臨み、蒜山三座と呼ばれる上蒜山から下蒜山までの連なりも目視できた。

<一合目の標識>

五合目にある日留神社の祠で、安全登山祈願をする。

<五合目の祠>

笹原の先の左手に、避難小屋が見えてきた。

<避難小屋が見えてきた>

中蒜山山頂で記念写真!広く展望が良い山頂で、景色を愉しんだ。

雲から光芒が射していた。

<雲が多くなってきた>

蒜山高原が箱庭のごとく見えた。

<蒜山高原を俯瞰>

下山は往路を戻る。途中で買い出しをしてから、STさんの職場のセミナーハウスに向かう。食事と風呂の後、再会の祝杯をあげた。広い部屋を使用でき、清潔な布団で気分よく眠れた。宿泊は私達だけで、管理人の皆様にお世話になりました。おかげで長い一日の疲れも癒えた。

<セミナーハウス外観>

<11月4日 大山登山>

大山は、登り口から山頂付近までほぼ階段状で、ひたすら登るだけである。天候に恵まれて日本海や島根半島も望め、大勢の登山者で賑わっていた。上りは夏山登山道をとり、下りは行者谷コースである。六合目には避難小屋もあり、一休みして大山北壁を眺めた。さらに登り続けると木道に変わり、国の特別天然記念物のダイセンキャラボクが群生していた。山頂避難小屋の脇を通った先が弥山(みせん)の山頂であるが、写真撮影は順番待ちであった。大山の最高峰・剣ヶ峰(▲1729m)は、尾根の崩壊が進み縦走はできなくなり、現在は立ち入り禁止である。山頂付近の保護のための一木一石運動で、私達も下から石を運んで小屋の裏の所定場所に石を積んだ。

<登り始めの段々>

ブナの黄葉に包まれて登る。

<ブナ林>

大山北壁が見える六合目に到着したので、休憩を取る。小さな避難小屋があった。

<六合目避難小屋前で休む>

振り返れば、日本海が見えた。うっすらと左手に伸びているのは、島根半島だろうか…。

<日本海が近い>

爽やかな空気の中、山頂へ伸びる木道を気分よく進む。周辺は、国の特別天然記念物のダイセンキャラボクの広がりが見事であった。

<木道はアイゼンの跡があった>

この青空と流れる雲の下を歩ける喜び…。

<木道を山頂へ>

立派な避難小屋もあり、その後方右の山頂あたりは、人がたくさんいた。

<山頂も近い>

伯耆大山山頂で、撮影も順番待ちの賑わいでした。

大山最高峰の剣ヶ峰(▲1729m)は、途中が崩れているので立ち入り禁止区域で今は縦走できない。

<剣ヶ峰方面>

私達も下から運んだ石を、山頂避難小屋の裏手に積んだ。避難小屋は、この時期は有人で、トイレの順番待ちでごった返していた。

<登り口にあった一木一石運動の看板>
<石を積むメンバー>

山頂付近の広場で食事を済ませて、下山開始!木道は周遊して、往路に合流した。

<木道を下る>

五合目手前の分岐から、行者谷コースに入る。分岐から下の紅葉は、体が染まるのではと思われるほど見事であった。

<紅葉に染まりそう>

階段をただただ下り、行者谷に出ると元谷避難小屋も木々の中に確認できた。行者谷を渡って登山道を進む。大神山神社奥宮で無事の下山を祈願したが、新幹線の時間も考慮して大山寺はスルー、車で一路岡山駅に向かった。大山南壁は、車中から見ることができた。冬の大山は、日本海からの風雪をまともに受けて厳しい山となるのであろう。

<行者谷を渡る>

やっと大神山神社に到着、トイレ休憩後に無事の下山をお参りした。

<大きい大神山神社>

帰りの車中から、秋の大山南壁をどうにか撮影できた。

<大山南壁>

◆所感

・コースタイムは、リーダーのST氏の記録を参照した。

・行きは遅刻できないので、岡山駅まで新幹線を利用し、帰りは夜行バスで移動した。

・一部のメンバーは、四国の石鎚山や剣山を回ってきての参加で、フル活動してるなと感心した。ましてSS氏は、御年84歳です!

・2018年2月に東京マラソンで上京したSTさんを労って、有志が参集して宴会を開催。その中のメンバーとMHCの個人山行を組んで、実施できたのが今回の山行である。

・地元のST氏は、何回かこの時期に大山を登っていたが、今回の紅葉が一番素晴らしい!とのこと。私達は天候にも恵まれ、ラッキーでした。♥ 車の運転や案内、大山登山後に自宅でも歓待して頂き、STさん夫妻の厚情に感謝致します。

<ST邸にての豪華な宴♪>

追加11月5日(月)

STさん邸に宿泊したメンバーとSTさん夫妻も一緒に、備中高松城跡を見学後、KIさんの都合で福山駅に向かう。そこでKIさんと別れ、4人で福山城公園を散策後、備中松山城に向かう。雲海に浮かぶ山城で有名な所で、岩を土台に天守が建造されている様は一見の価値は十二分であった。

福山城は、月曜日はお休みで見学出来ず残念。菊まつりが開催中でした。

車で高梁市まで移動して、天空の城塞・備中松山城に行った。標高430mの小松山の山頂に築かれたもので、自然石を利用して建立された天守や石垣が素晴らしかった。天守を持つ現存する山城としては、一番高い所にあるという。1683年に大修復した天守、二重櫓、土塀の一部が現存している。

自然石というか岩盤と石垣と紅葉のコントラストが見事!

国指定重要文化財の天守は、木造本瓦葺二層二階の建物で、300円の入場料で見学できた。格子窓からは、高梁市と高梁川が眼下に見えた。

こうして3日間の充実した山旅をして、岡山を後にした。

<アイキャッチ画像:大山を流れる雲と青空>

2019年は八ヶ岳で山を開始

めぐろ山学クラブ・仲間の雪山山行で、八ケ岳の硫黄岳に登った。9年前にテント山行して以来の赤岳鉱泉である。30年くらい前に泊まったことがあるが、新装になってから赤岳鉱泉に泊まりたいと思っていた。今回、200人以上の宿泊者で賑わっていたが、個室でゆったりと過ごせた。


■期間:2019年1月19日(土)~20日(日) ■山域:八ヶ岳 ■形態:雪山小屋泊り

■天候:19日晴れて暖かい  20日風雪あり、寒い

■メンバー:L=KK SL=SO YT CM KO KA YO NN(8名)

■ルート&コースタイム

1/19=新宿駅あずさ1号7:00→茅野駅バス9:25→10:03美濃戸口10:25…11:20赤岳山荘12:30堰堤広場…13:50赤岳鉱泉15:00…15:35中山峠…15:45展望台…16:25赤岳鉱泉(泊)

1/20=7:30赤岳鉱泉…9:45赤岩の頭…10:15硫黄岳…11:40赤岳鉱泉12:00…13:00堰堤広場…14:20美濃戸口→バス→茅野駅で解散→15:50あずさで帰京

(※コースタイムは、KK氏)


1月19日

美濃戸口でバスを降りて、身支度をする。乾いた道が広がり、雪が少ないことに驚く。

<小屋の前にも雪はない>

堰堤広場での休憩も暖かく、助かる。

<身支度を整える>

北沢に沿った雪の踏み跡を進む。赤岳鉱泉の小屋ももうすぐだ。

<大同心が見えてきた>

小屋の脇に作った、アイスキャンドルでアイスクライミングを愉しむ人もいた。

<人間カマキリ?>

小屋で必要な荷だけを背負い、中山峠方面に足慣らしした。小屋前で準備中。KAさん提供。

<中山峠にて>

リーダーの一声で、展望台まで登る。見事が光景が待ち受けていた。

<赤岳>

大同心、小同心、横岳西壁が一望できた。

<大同心を含む岩場>

赤岳、中岳、阿弥陀岳、懐かしい登ったルートの数々…。また冬の八ヶ岳に来れた。

<撮影が止まらない>

8人で集合写真も撮る。

<KO氏提供>

展望を愉しんで、往路を赤岳鉱泉まで戻った。

夕食まで、個室なので和気あいあいと過ごせた。アイゼンの調節をしたり、翌日に備えた。

<個室でゆっくり>

200人を超す宿泊者で夕食は交代制であり、焼肉とポトフも美味しかった。が、私は少し前に2本抜歯したので、よく噛めず食べ終わるのが遅くなってしまった。

<噂とおりの豪華なメニュー>

暖房付きで、ベットであったので、良く寝ることが出来た。夜中に遠いトイレまで行ったが、その時はそれほど天気は崩れていなかった。

1月20日

<まだ余裕のメンバー>

樹林帯から出ると、風雪が私達を襲ってきた。分岐で2人が待機して、どうにか硫黄岳山頂に立ってすぐにとって返した。分岐での集合写真である。

<風雪の中で KO氏提供>

雪まみれのメンバー。昨日とはえらい違いであった。

上と下2枚は、YOさん提供のもの。私は、指が痺れて撮影不可状態でした。

小屋の前で、装備を整理してあとは下るのみ。林道は、滑りやすく2回程転んでしまう。

<下山>

降雪の中、美濃戸口は近い。が、雪景色は幻想的で美しかった。

<樹林と笹に降雪>

 

<アイキャッチ画像:北沢の流れ>

年末は富士山が見える可愛い山へ

めぐろ山学クラブ・仲間のメンバーで、27日平日に日帰りで、中央線沿線の要害山~コヤシロ山~実成山~尾続山をのんびり歩いた。リーダーYT氏の計画で、天候にも恵まれ冬枯れの日溜りハイクを愉しんだ。2018年の締めの山でした。


■期間:2018年12月27日(木) ■天候:晴れ ■山域:山梨県 ■形態:日帰りハイキング

■メンバー:L=YT SL=EN SO NN  (4人)

■資料:上野原市発行要害山トレッキングガイド、山梨県東部の山登山詳細図他

■日程&コースタイム:上野原駅発8:50バス→新井バス停9:06…鏡渡橋9:18…要害山登山口山ノ神神社9:48…10:25要害山(▲536m)休憩10:50…分岐10:58…風の神(▲540m)11:16…コヤシロ山(▲600m)11:40…実成山(▲609m)12:25…尾続山(▲538m)12:53…尾続バス停13:28…棡原石碑13:35…13:54新井バス停発14:16→上野原駅


JR上野原駅に着いて、驚いた!駅舎が新装になっていて、ロータリーにバス停が移り、乗りやすくなっていた。駅舎1階の土産物売場もあり、案内所でパンフレットも入手できる。バスの運転手も親切で、乗り場や山のパンフレットの事など教えてくれた。

<洒落た造りの上野原駅>

1番乗り場から乗車、新井バス停で下車。歩いて鏡渡橋に向かう。橋には、ツルのモチーフが。下を流れる川が鶴川であった。欄干にも鶴と富士山の模様が設えてあった。鏡渡橋バス停を通過する便が少ないので、新井バス停より歩いた。

<鏡渡橋>

標識に従って進む。

<要害山登山標識>

山ノ神神社手前に、天保と彫られた石碑があった。

<石碑>

山ノ神神社で、安全登山を祈願した。古い石像など祀ってあった。

<神社と標識>

歩きやすい登山道を進み、ひと登りで要害山に到着。杉の木と秋葉大権現が待ち受けていた。

<要害山山頂の木と秋葉大権現>

戦国時代、大倉砦という山城が築かれていたそうだ。土塁や堀切等の跡も見ることができた。

<山頂標識>

山頂は、展望が良いので富士山を撮影したり、山座同定してしばし休んだ。

<要害山のメンバー>

平日に関わらず、他にも登山者がいた。富士山が綺麗に見えた。

<富士山>

要害山をあとにして、風の神様へ向かう途中に登下(とっけ)と大倉へ分ける分岐があり、手前の鞍部には灯籠が鎮座していた。

<立派な灯籠>

分岐には標識もあり、迷うことなく尾根を進む。

<分岐で確認>

標識にある、風の神様の可愛い祠があった。ここで方向は北へ向かう。

<風の神様>

コヤシロ山までにも、祠が点在していた。コヤシロ山は展望があり、ここからは方向は東に変る。

<コヤシロ山で>

実成山は、みなしと読む。何だか有難味のある名で、このコースの最高峰である。このルートは、手作り感のある標識が続く。

<実成山>

三角点のある尾続山に到着。おづく、と読みます。集合写真を撮る。

<記念写真>

登山道を下り、尾続集落を経て舗装路に出ると尾続バス停はすぐである。が、本数が少ないので再び起点の新井バス停まで歩く。後ろに見えるのは、聖武連山であろう。

<尾続バス停>

棡原は、長寿の村として名をはせていた。大きな石碑があった。

<長寿の村>

やがて、歩き始めた新井バス停へ到着。ぐるっと周回してきて、目の先には、最初に登った要害山の祠の杉の木が良く見えた。バスで上野原駅に出て、駅前の店で打ち上げをした。

<新井バス停から>

小粒ながら、景色が楽しめる山行であった。上野原市は、独自に山の案内のパンフレットを作成して駅前に無料で置いてある。登山者は、有名ではないが、この地域の小さな山も安心して歩くことができるので助かる。花の時期も愉しめそうな山々が控えている。2018年の山も無事終わり、ほっとした。2019年は、どんな山々と出会えるだろう。

<アイキャッチ画像:山ノ神神社の石像類>

忘年山行は、景信山周辺で

忘年山行を、MWさんが企画してくれた。今回は宴会も催すことにしたので、近場の景信山周辺のプチバリエーションルートに決定。昨年の奥多摩の熊糞だらけの山から早一年である。


■期間:2018年12月23日(日)■天候:曇り、時にぽつぽつ ■山域:高尾山周辺景信山

■形態:日帰りプチバリエーションハイキング ■資料:高尾山・陣馬山・景信山登山詳細図

■メンバー:L=MW SL=NN SH MK KF AM HY KK(8名)

■日程&コースタイム:JR高尾駅8:00集合→8:10発バス→川井野バス停8:37…鞍骨沢左岸尾根登山口9:05…尾根に乗る10:04(休憩)…堂所山<▲733m>10:50…景信山<▲727.1m>11:55(休憩)12:30…東尾根下降…日影バス停14:04…摺差の豆腐を購入…高尾駅15:10…忘年会へ突入


川井野バス停で降車、そのままバス通りを進み、鞍骨沢林道へ入る。すぐに右手に進み、斜面の踏み跡を登ると、明確な尾根になる。あやしい天候の下、地形図を確認しながら、トップを交代して登る。堂所山までは、南に向かう。

<登り始め>

さらに植林帯を登る。薮は殆どなく、ルートは総じて分かり易かった。

<山に登りはつきもの>

笹原を登りきると、堂所山に至る。

<笹原も登る>

堂所山の立派な標識で全員集合!ここからは、高尾・陣馬縦走コースに入る。

<堂所山にて>

私達は、この木の根の急斜面を下った。

<木の根に足を掬われないように>

景信山に向かう途中で、ポツリポツリ、傘を広げたが結局大降りにならずに傘を閉じた。生憎の天気にもかかわらず、景信山は賑わっており、餅つきを行っているグループもいた。

<景信山の標識と後ろには三等三角点>

ここから、東尾根を下山したが、私は4回目の東尾根。踏み跡もしっかりしていて、最後は急な下りになるが、ジグザグに切ってある。小下沢梅林にでるので、そのまま舗装路をバス通りに進む。日影バス停に来たバスは見送り、歩いて高尾駅に向かった。SHさんお勧めの摺差しの豆腐を各自土産に購入。

<バスには乗らず>

バス道路から途中で沢沿いの散策路に入る。椿の花が赤く賑やか…。

<椿の赤い花が散策路を飾る>

さて、JR高尾駅前にある宴会場には予定時間を少し過ぎて到着。予約しておいて正解、15時過ぎなのに、すでに登山客で満席に近かった。美味しい肴で、お酒を飲んで8人で盛り上がる!余裕があるメンバーは、2次会へと…、酔っぱらいの喧騒は別にして、高尾の夜は静かに更けて行った。店を梯子したが、悪酔いしなかったのは、お酒が良いからであろう。

◆忘年会の店:お食事処 あさかわ (浅川食堂)042-661-0464 創業80年余!ちなみに高尾駅は、以前は浅川駅であったのだ。

<忘年会会場>

追記:下は、翌日の夕食に出した購入した木綿豆腐である。油揚げもしっかりしていたし、がんもどきは煮物で味わった。ちなみに、『あさかわ』でもこの木綿豆腐は食べられるので、それと同じ様にした。

◆するさしのとうふ(有限会社)峰尾豆腐店 042-666-0440 こちらも創業60年です!

<するさしのとうふ>

高尾山の登山詳細図の最新版にはこのルートは記載されているが、私の古い詳細図には無かった。近場の高尾山周辺も、ルートを組み合わせれば、また異なる景色に会えそうだ。梅や桜の花の頃は、再訪したい山域である。

<アイキャッチ画像:道中で見かけた長い藤の種

師走の奥多摩・蕎麦粒山は寒かった

めぐろ山学クラブ・仲間のメンバーで、12月の日帰り企画で、奥多摩の笙の岩山経由で蕎麦粒山に登った。
■日時:2018年12月8日(日) ■山域:奥多摩 ■形態:読図と冬山 ■メンバー:L=SO SL=KO CM KK KA EN YO NN (8人) ■装備:冬山日帰りハイキング+軽いアイゼン+防寒着 ■天候:晴れの予定が、曇りがちで寒い日。下界は晴れている様子が山から見えた。 ■日程&コースタイム:奥多摩駅バス8:35発→川乗橋下車8:48…川乗林道登り口9:00…鳥屋戸尾根…笙の岩山(▲1254.8m)11:05…蕎麦粒山(▲1472.9m)12:45…一杯水避難小屋14:15…ヨコスズ尾根下山…15:50東日原バス停16:17発→奥多摩駅 ホリデー快速乗車 ※時間はすべて到着時間で、休憩時間は割愛してます
奥多摩駅からは臨時バスも出ていて、私達は川乗橋でバスを下車。体操や身支度をどしてから出発、すぐに林道からの登り口を発見して、皆で確認中。
<川乗林道からの登り口>
先頭を交代しながら、何回も現れる急な登りを、落ち葉を踏みつつ、ひたすら息を弾ませて進む。
<急な登りが何回も>
時折、石柱があったりする。
<石柱が幾つかある>
18年ぶりに、三角点のある笙の岩山に到着。前は、緑濃い8月に沢の下山で利用したので、山の記憶は忘却の彼方でした。少休憩して、蕎麦粒山へ向かう。
<三角点と笙の岩山>
まだまだ蕎麦粒山までは幾つかピークを踏まなければならない。塩地の頭、松岩の頭、長尾山などである。やっと、蕎麦粒山の山頂の岩が、樹林の間から見えてきた。
<蕎麦粒山山頂へ>
山頂の岩の陰に、小さな狛犬さん、阿吽が待っていた。寒い中、フリースを着て、アンドーナッツを食べた。
<蕎麦粒山の山頂の狛犬さん>
蕎麦粒山山頂から川苔山方面の縦走路を眺めると、霧氷の白い木々が季節を物語っていた。
<縦走路と霧氷>
時間が無ければ、棒杭尾根下降も視野に入れていたが、足並みが揃っていたので、計画通りヨコスズ尾根を下山に採った。枯れた水場をすぎて、すぐに一杯水避難小屋に着いた。
<一杯水避難小屋下のベンチで>
避難小屋のトイレを拝借。小屋の戸を開けたら、数名の登山者が中に居た。シュラフに寝ている人や鍋を作っているパーティーも。明日ここから縦走するのだろう。
<避難小屋手前にあった水場は枯れていた>
<一杯水避難小屋>
  さて、バスの時間まで2時間をきったが、コースタイムは1時間40分なので間に合うよう皆さっさと歩き始めた。無事、東日原のバス停に余裕で到着した。
<東日原バス停はもうすぐ>
東日原の人家の畑に、背高のっぽの皇帝ダリアの花が咲き誇ってた。この時期、色も姿も目立つ花です。
<皇帝ダリアが咲き誇る>
2000年8月に倉沢谷長尾谷を遡行して蕎麦粒山に至り、下山で鳥屋戸尾根を降りたのだが、季節が違うので印象が違っていた。こんなに急な登りが続いていたとは…。歩き甲斐のある尾根でした。陽が短いこともあるが、もっと地形図を見る余裕が欲しかった。軽アイゼンは使用せず、山頂付近は体が寒さに慣れてないせいか、寒く感じた。 <アイキャッチ画像:道中見かけたつちぐり>

物語山の名に惹かれて

諸事情で、外房の実家と自宅を往復する生活が続いたので、なかなか山の計画も立てられず、誘われて都合が良かったので参加できた。物語山(▲1,019m)という名に惹かれて、一度は登りたいと思っていた山であった。


■日時:2018年11月17日(土)発~18日(日) ■天候:おおむね晴れ

■山域:西上州下仁田周辺・物語山 ■形態:前夜発日帰りハイキング 

■メンバー:L=KH SL=AM NN (3人)

■日程&コースタイム:東所沢駅午後12:00集合、車利用で現地へ向かう。

11月17日:ほたる山公園14:15…14:50御岳山15:00…15:20ほたる山公園→藤田峠森林公園キャンプ場へ車で移動

11月18日:キャンプ場→サンスポーツランド登山口看板9:30…分岐9:33…10:15凸凹の林道よりメンベ岩が見える…登山道入口10:55…炭焼跡11:10…コル…物語山山頂南峰11:35…コル…12:05西峰山頂12:30…13:03登山道入口…13:45駐車場→荒船の湯(600円)→所沢の中華料理店でご苦労様会→帰京

※時刻は、偵察や休みなど考慮してないので、あくまで参考です


11月17日 土曜日は少し時間があったので、徒歩1時間でピストンできる小さな下仁田駅周辺の9峰の一つ、御岳山(▲576m)を散策できた。下ってきた人がいたのも驚いたが、こんな時間から登る私達に、何処か登ってから来たのか?と。いやいや車で今日は移動してきただけなんです。御岳山山頂には小さな看板があった。

<おそろいの可愛いTシャツで>

その後、藤田峠森林公園キャンプ場までうねうねした道を移動して、テント泊。落ち葉の上でぐっすり眠れた。トイレも一部ウォシュレットで、車の傍にテントを張れたのでいろいろ便利。オートキャンプ場とうことで、他にも数人が寛いでいた。管理人さんも親切であった。

さて、今回もKHさん特製のアヒージョが登場!車なので、土鍋や卓上ガスを持ち込める。AMさんは、地元のお酒の「ひやおろし」を持参、3人で美味しく味わいました。

<具沢山!アヒージョ!>
<美味しいお酒も>

翌朝は、アヒージョの残りでおじやを作りましたが、絶品でした!以前はパスタにしたが、おじやの方がおすすめです。

11月18日 サンスポーツランドの駐車場に車を置き、公園のトイレに入り、身支度を整えて出発。大きな看板があったので、分かり易かった。

<大きな看板>

看板から物語橋を渡ってすぐに、阿唱念の滝との分岐に出る。林道を物語山に向かう。

<分岐の標識>

沢沿いの林道は、総じて凸凹で歩きにくい所もあった。沢の中に石碑を見る。

<石碑>

林道からメンベ岩が見えるところまで来た。歴史的な武将の悲話があり、物語山の謂れになっているそうだ。戦国時代に戦に敗れて城を脱出した武将が、このメンベ岩に藤ツルを使って辿り着き、追っ手から逃れるために藤ツルを切り、自分たちも降りることが出来ず切腹したーー悲話である。

<メンベ岩が見えてきた>

林道から登山道登り口周辺の山は、紅葉が終わりかけていた。

<紅葉の山>

登山道に入り、すぐに炭焼きだろうか石積の釜があった。

<何がいたか?>

急な登りを進み、振り返れば特徴ある形の荒船山が見えた。

<木の間越しの荒船山>

トラロープがある急な登りが続く中、見事な紅葉の木があった。

<紅葉の下、急な登り>

樹林も落葉して…、晩秋の山は静かであった。

<樹林も葉を落として…>

登りきったところはコルで、右方向の岩場混じりの急登を登ると、物語山南峰に到着!この先の平坦地に人の姿が見えたが、他誰にも会わず、静かな山を味わえた。

<山頂で>

そこからまたコルに戻り、今度は反対の急斜面を登ると物語山西峰に着く。そこで寛いだ。西上州の山々が見えるが、浅間山は雲のなかであった。ギザギザの岩峰・妙義山方面は見えた。

<西上州の岩峰の山々>

またコルに降りて、往路を戻り登山道の入口へ。そこにある岩を偵察、凸凹の林道を辿って駐車場へ。

<岩穴ではなく岩場>

物語山は、トヤ山経由で縦走も可能であり、山頂付近は複雑な地形をしていた。阿唱念の滝は、往復約1時間半ほどかかるので、陽が短い時期で温泉を採ったので今回は割愛した。ガタガタ林道と急な登りが物語山の印象でした。

車の運転のAMさん、アヒージョ調理のKFさんにお世話になり、愉しい物語山登山ができました。紅葉の終わりを愛でることもできて、晩秋の山を歩けて幸いでした。

<アイキャッチ画像:紅葉>

 

何年振りかな?広沢寺でリードする

平日にクライミングの練習をしました。

天候に恵まれ、久しぶりに広沢寺へ3人で行きました。


■日時:2018年10月22日 月曜日  ■山域:丹沢  ■形態:クライミング練習

■天候:晴れ ■メンバー:L=NN HT SO  ■装備:クライミング装備一式

■ダブルロープ9㎜×50m1本,8.6㎜×50m1本、シングルロープ10.5㎜×50m1本


小田急線本厚木駅から、バスで広沢寺入口で下車。徒歩30分位で広沢寺温泉前の駐車場へ着き、トイレを済ませる。そこからさらに林道を進んだ先の鹿柵の戸を入って、岩場へ向かう。

<駐車場そばの看板>

林道脇には、稲刈り後の長閑な風景が広がってます。

<稲刈り風景>

さて、早速簡単な所をリードして、久しりの広沢寺の感触を味わいました。私が初めてリードした岩場なので、思い出の岩場ともいえます。

次にSO氏がリードをする支度中に、後から車で来たHT氏が到着したので、3人で練習開始です。岩場上部で、確保中のSO氏です。

、支点確保するO氏>

さあ、ロープを投げて、懸垂下降。秋の日差しが心地よい日でした。

<ロープ投げも様になっているO氏>

懸垂下降するHT氏です。

<懸垂下降>

右スラブ5・9にトップロープを掛けるために、更に右の易しい岩場を登ります。

<右の岩場>

右スラブは、右側がすっきりと整備されてましたが、何だか一歩目が滑りやすくなっていましたが、それぞれ練習しました。その後、3時過ぎに練習を終えて、HT氏に車で駅まで送っていただき、ラッシュ前に電車に乗車できました。

私達の他、2人パーティーが二組練習しており、対岸の岩場にはソロの方もいました。

ここは季節によって蛭がでるので、今回も塩水を持参しましたが、看板の下に塩入のボトルがぶら下がってました。初心忘れるべからずの広沢寺の岩場でした。

<塩入のボトル>

 

<アイキャッチ画像:稲刈りの風景>

クライミングトレーニング

2018年9月17日(月)祝日 岩トレで、埼玉県日高市の日和田山に行きました。

3連休なのに、空いていて目的のダブルロープの練習ができて良かったです。本日誕生日の人がいたので、高麗駅前でビールで乾杯 ぽつぽつ雨が降り始め、西武線に乗りましたが、帰宅時は豪雨でした!

忘れてましたが、巾着田は彼岸花の盛りで、人出が多かったです。

<ゲレンデに向かう道にも彼岸花>


●形態:日帰りく岩登りトレーニング ●埼玉県日高市日和田山のゲレンデ

●メンバー:L=NN SO KK 3人 ●装備:クライミング装備一式


<男岩でダブルロープのリード練習>

この岩場は、ソロの練習を黙々と続けているクライマーが複数います。以前にもお会いした方と挨拶を交わしました。

<終了点で>

クライミングは、次から次に行うことがあるので、気が抜けない。システムを身体で覚えることが肝心。KK氏、本日誕生日日和田山ダブルロープ初リードです。

<引き続きリードの練習です>

やっと終了点に辿り着きました。次はビレイ態勢です。

<どうにか登ってきました>

 

もちろん、私もリードの練習をしました。最後は、難しいカンテをSO氏がリードして、私達はフォローでの登って、本日は終了。

4時過ぎに練習を終えて、高麗駅そばのコンビニでビールを購入して、駅前で乾杯中に雨が落ちてきたので、ホームに避難して帰京。

彼岸前でしたが、秋を感じさせる風景を沢山見かけました。栗やコスモスや彼岸花や鶏頭…。

<栗の実が重そうです>

<彼岸花の黄色と白も>

<街道を彩るキバナコスモスと曼珠沙華=彼岸花>

<アイキャッチ画像:彼岸花群落>

八ケ岳・稲子岳南壁に挑戦!

前に八ケ岳の稲子岳に登れる壁があると聞いていたが、今回登れるリーダーに従って実施できた。参加者が二転三転四転したが、天候に恵まれて3人で登ることができた。


●期日:2018年8月26日(日)~27日(月)1泊2日  ●山域:八ヶ岳

●天気:26日快晴、風強い 27日快晴  ●形態:クライミング&まったりテント山行

●メンバー:L=KF MW NN    ●資料:登山体系、ネットなど

●ルート&コースタイム

8月26日(日):8:00東所沢駅集合、車で移動→12:10稲子湯先のみどり池入口駐車場12:30…13:45こまどり沢13:55…14:35しらびそ小屋 テント設営

8月27日(月):テント場6:10…登山道から踏み跡へ6:50…稲子岳バリエーションハイクルート7:30…戻る…8:05南壁登攀左カンテ取付(準備と待ち時間)…10:10クライミング開始…2ピッチ目開始10:40…4ピッチ目開始11:10…12:02終了点12:40…13:08稲子岳ピストン…13:47登山道…14:35しらびそ小屋テント場15:20…16:30みどり池入口駐車場16:35→16:40稲子湯→食事後帰京

●装備:50mロープ2本 ヘルメット ハーネス クライミングシューズ ヌンチャク

カラビナ スリング 皮手袋


26日(日)みどり池登山口に駐車して、必要な装備以外を車にデポして出発。ゲートの脇にある登山ポストに計画書は入れた。

<標識と看板がある駐車場>

歩き始めは、林道と登山道を交互に進み、やがて緩やかな軌道跡を活かした登山道になる。落葉松林とシダが美しい森であった。軌道跡には、枕木が残っているところもあった。

<軌道跡、枕木が残っているところもある>

水場のこまどり沢出合。この登山道では、親子連れが多いのも特徴で、私達もここで一休みする。ヘルメットを被りハーネスにガチャ類をぶら下げた男の人が下ってきたので、「南壁ですか?」と声を掛けたら「今日は4パーティー入ってましたよ」と笑顔で答えてくれた。

<こまどり沢の木橋を渡る家族連れ>

しらびそ小屋に到着、以前なかった新館やソーラーの設備が増築されていた。

<趣ある佇まいのしらびそ小屋>

みどり池に東天狗岳の尖がりが写っている。トンボがたくさん飛んでいた。この小屋は、リスや鳥や訪れるので有名で、小屋の窓からは、鳥が餌場に来ているのが見えた。

<東天狗岳投影>

テント場も小屋の裏の林の中で、一人700円。この日は4張だけで、トイレはバイオトイレであった。リーダーKFさんはシェフも兼ねていて、なんとアヒージョをコッヘル一杯に作った。エビ・鶏肉・タコ・ズッキーニ・カリフラワー・ブロッコリー・パプリカ・茸・玉ねぎなど具沢山。当初3人では食べきれないと思ったが、気がつけば殆どたいらげていた。写真が無くて残念!明日のクライミングの成功を祈って、もちろんアルコールで前祝!

月明かりが物凄くて、夜中にトイレに起きた時もヘッデンが必要ない程…。猛暑の折、風はあったがテント内でもシュラフでは暑いので、はだけて寝ていたがさすがに朝方は涼しかった。

27日(月)4時過ぎに起き、アヒージョの残りを使ってスープスパゲッティを食べて、出発。中山峠方面へ登山道を進み、このロープと標識の所から、踏み跡に入る。

<看板がある>

ここで3人パーティーに出合い、彼らも稲子岳へ行く、というので何となくついて行ったら、同じバリエーションでもハイキングの方で稲子岳を目指していた。装備が?でしたのに…。

余計なアルバイトをしてしまった私達は、登り過ぎたので少し戻り、岩壁に突き当たった所から右手に踏み跡を、取付まで行くのだが、もっと下からの方が多少歩きやすかったかもしれない。アザミにチクチク刺されました。ところどころ、立ち木にテープは巻いてあった。

私達が取付について準備していたら、すぐに単独の男性が来たので、先を譲った。何しろおばさん3人なので、自分たちのペースでしか登れません…。彼は、ビックウォールを狙っているのか、ソロシステムでナチュラルプロテクションを駆使して登攀していた。ので、装備が重そうで、1ピッチ登ると懸垂下降してきてザックを担いで、気合を入れて登り返しを行っていた。凄ーい、3人で感心して眺めていた。下の写真では後ろ姿ではわからないが、前にも腰にもたくさんのギア類をぶら下げてました。

<1ピッチ目を登るソロの方>

ソロの登りを眺めつつ、取り付きで待つメンバー。立ち木のテープと赤いハーケンが取り付きの目印である。

<取付のテープの巻いてある木>

赤いハーケンが、あります。なんか、山岳ミステリー小説っぽいです。

<赤いハーケン>

私達もKFさんリードで、私が確保してクライミング開始である。体も慣れてないので、微妙なバランスで岩に乗りつつ、どうにか1ピッチ目はやり過ごした。下の写真は、2ピッチ目の核心部を登るMWさんである。右横のチムニーの方が易しそうであるが、リーダーは左のフェイスとクラックを登ったので、ヌンチャクを残してもらい、私はA0でここを通過した。ヌンチャクの回収にも往生したし、スタンスが厳しいので、支点のピンを利用してしまった。修業が足りません…。

<2ピッチ目核心へ>

3ピッチ目の記憶が無い私で、写真もなく、いきなり4ピッチ目になります。

<4ピッチ目確保点で>

4ピッチ目をリードするKFさん。目の前の岩を登るが、左から巻くこともできる。この最終ピッチは、50mロープを目一杯伸ばした。確保は交代して、MWさん。

<4ピッチ目>

上の写真の岩を登り、次の岩の終了点へ向かうリーダー。右上に私達に繋がる2本のロープが見えている。見事な青空である。

<4ピッチ目>

4ピッチ目を登るセカンドのMWさん。左側後ろの岩が終了点・

<4ピッチ目を登る>

終了点の二人です。東天狗岳をバックに,やったね!

<稲子岳南壁左カンテ終了!>

ここで装備を解いて食事をとった後、稲子岳山頂を目指す。植物保護のロープに沿って登って行き、動物除けの電流の流れている柵に触れないようにしながら山頂方面へと進む。ここの景色は、アルバイトしたので一度見てるせいか、安心して歩ける。右方向の樹林帯へ入ってしばらくしたところで、手製の稲子岳の標識があった。開けた所の木にも看板があったが、文字は消えていた。本当に?というような所に、この木と標識は在った。

<稲子岳山頂>

ここからもとの方向に引き返し、樹林帯へ入り、朝くぐった注意書きの看板の付いたロープの登山道へ帰る。そこからは、しらびそ小屋に下るだけである。樺の林や苔むした風景は、北八ヶ岳に特有で心が落ち着く。結構歩いたのね、と思うころしらびそ小屋に着いた。

ミドリ池は静かに、迎えてくれた。東山魁夷の作品にこんな感じの白い馬と森の絵があったような…、でも森は青い色だったか…。

<今日は静かなミドリ池>

潰したテントを撤収して、荷物を背負い、あとは往路を駐車場に降りるだけである。荷物の整理をして、とりあえず温泉を目指す。

車で稲子湯に向かい、時間がギリギリであったが、月曜日ゆえ空いていたようで入浴可能で良かった。(650円)私には懐かしい、25年前と変わらないイメージの湯であった。

馬刺しや丼物、キノコの食事とビールで祝杯(運転手はノンアルコール)をあげて、一路東所沢へ。都心は、夕方から雷雨と豪雨で大変であったようで、私達が帰京できた時は雨も上がっていて助かった。

リーダーのKFさんには、毎度ながら車の運転、食事、ロープのトップと何から何までお世話になり感謝である。晴天の下、時に落ちる恐怖と戦いながらも、気持ちよくクライミングを愉しめた。私達は4ピッチで終了したが、ピッチの切り方で6~3ピッチと様々である。『山と溪谷』の2017年5月号にルート図も出ていたが、こちらは7ピッチであった。登る人によって選択の余地があるルート取りが可能かも。

30年以上前、山好きな会社の先輩方としらびそ小屋に泊まって、周回コースで東天狗岳に登ったことがある。その後、旦那が八ケ岳の山小屋でバイトをしていた関係で、しらびそ小屋を訪ねたのは25年ほど前であろうか。その時に、旦那が小屋で働いている旨話したら、御主人は美味しい珈琲をご馳走してくれた。その白髪のご主人は健在で、とても嬉しかった。通年営業なので、雪の世界のしらびそ小屋にも来てみたくなった。

<アイキャッチ画像:南壁取り付きの途中で見かけた可愛いきのこ>

秩父の冠岩沢で沢登り

台風が去ったあと、なんだか涼しく爽やかになったが、まだまだ沢登りを愉しみたいと計画。メンバーを募ったが、結局二人だけであったが、力強いメンバーのおかげで、滝も登ることができた。


●日時:2018年8月19日(日)●山域:秩父 荒川水系浦山川冠岩沢 ●形態:日帰り沢登り

●天候:晴れ  ●メンバー:L=NN SO  ●地形図:武蔵日原 秩父

●資料:『東京起点沢登りルート120』『奥秩父・両神の谷100ルート』他ネット情報

●装備:沢登り基本装備 ロープ9㎜×25m1本 ハーケン ハンマー

●ルート&コースタイム

西武秩父駅8:18着→タクシーで冠岩橋8:48…壊れた作業小屋と橋と標識9:05…9:33身支度・入渓9:55…最初の3m滝(ロープ)10:00…赤い石10:28…左岸に水が噴き出す10:38…2段15m滝(ロープ)10:58…5m滝(ロープ)11:25…とい状滝12:00…25m大滝12:05…左岸を巻き沢に降りる12:22…2段6m滝12:40…8m滝12:48…13:32登山道・靴を履き代え出発13:50…横倉山(▲1197m)13:54…送電鉄塔14:36…廃村・冠岩集落14:58…冠岩橋15:14…15:28浦山大日堂バス停・着替え15:48…15:52大日堂お参り…16:00浦山大日堂バス停→西武秩父駅16:35→16:51急行池袋行乗車

※防水カメラ使用でも、レンズが濡れてぼやけた箇所が多々ありますのでご容赦を…。


以前計画しようとしたが、公共交通機関ではバスが浦山大日堂までなかったので、日帰りはきつかった。今回も休日はバスが早い時間にないので、入山をタクシー利用にして時間を短縮し、浦山大日堂バス停を16:00発に乗車するべく、休憩時間もタイトにして歩いた。

西武秩父駅からのタクシーは予約しなかったが、休日でもタクシー乗り場ですぐに乗車できた。冠岩橋まで4330円。橋のプレートが草で覆われていたので、払いのけて確認した。

<冠岩橋>

冠岩橋から、通行止めのある左手の県道73号線の林道を進むと、壊れた作業小屋跡と橋と出会う。橋を渡ったところに標識がある。沢沿いの踏み跡を進み、3mの滝が見えたが、その手前で身支度をして入渓した。

<橋を渡ってから振り返る>

<根元が腐りかけている標識>

歩いて行くと、山は自己責任のポスターが木に付いていた。計画書提出や装備確認、地図持参は当然の事です。

<山は自己責任>

最初から、正面の滝のシャワークライムはキツカッタので、右の滝から登る。滑りそうなので、私は早々にロープで確保していただく。

<最初の滝>

以前、近くの大持沢の時も同様この様な赤い石が所々見受けられた。この先で右手に水が噴き出しているところがあり、そのあたりに古いガイドブックでは、冠岩の岩峰マークがあったが分からなかった。

<水流に鮮やかな赤い石>

輝く2段15m滝と出合い、水流の左の窪を利用してロープを出して登攀。

<2段15m滝>

ハーケンは2か所に認められたが、1か所のみ使用で切り抜けた。トップを登るSO氏が、支点を通しているところです。確保体制でも、始末を浴びて寒い位な状況であった。

<15m滝登攀>

15m滝をひと登りしたら、右手の次の5m滝も2歩くらいが滑りやすいので、私はロープを出してもらう。その上5m滝は、水流の左側を楽に越えられた。

<5m滝を登る>

その先で、とい状の滝が見え始め、右にワサビ田を分けた所で休みを取った。とい状の滝は難なく登れ、進むとすだれ状大滝25mが迎えてくれる。

<とい状の滝を登る>

SO氏は、25m大滝を登りそうにしていたが、ハーケンも1枚だけしか持参しなかったので、あきらめて右から高巻いた。通常は巻くんです。

<すだれというよりは水量はあった25m大滝>

25m大滝を巻いて降りたら、こんな穏やかな流れになっていた。

<25m大滝の落ち口上で>

次に現れた2段6m滝も登れる。

<2段6m滝>

最後は8m滝で、右から巻いた。この沢では、登れる小滝は数えきれないほどあった。

<一番奥が8m滝>

最後まで水流を辿って登ってゆくと、やがて源頭部である。源頭は、紅葉の時期が勧められているのが納得するような、明るい広葉樹林であった。斜面をせり上がると、ヤブ漕ぎもなく登山道に出た。下の写真左側の斜面から登山道へ出た所は、大持山の頂上近くで予定より北に着いたようだ。人物の背中側が大持山方向である。ここで、靴を履き代え、軽く食べてから、登山道を鳥首峠方面へ歩き始めた。

<登山道に出た>

すぐに、横倉山に着いた。

<横倉山>

登山道を先に進み、標高1150mでケルンや赤テープを見かけた。地形図を睨んで、標高と方向をコンパスで確認、かすかな踏み跡を下って冠岩沢の左岸の尾根に入ってゆく。踏み跡たよりに歩きやすい所をどんどん下ってゆくと、広葉樹から植林帯に変わり、標高870m付近では右に引き込まれないように、またここでコンパスを合わせた。下に鉄塔が見えてきたので、そこを目差して更に植林帯を下ってゆくが、ここは仕事道をそのまま鉄塔に出ずに降りた方が早かったかもしれない。鉄塔辺りは、切り開かれていて明るい。

<使われてない?鉄塔>

急な斜面の仕事道を降りてゆくと、やがて冠岩集落の後に出た。入渓の際は沢沿いの踏み跡を辿ったので、どうも廃村の下部を通過したようだ。

<冠岩集落跡>

集落を見守る風情ある祠や仏像が、鎮座してました。

<守り神>

集落跡から入渓した時の踏み跡に出たので、あとは林道を戻るのみである。冠岩橋に出て、浦山大日堂バス停まで舗装路を歩く。浦山大日堂バス停には、綺麗に使われているトイレがあり、そこで着替えて一息ついてバスを待った。

<バス停のトイレ>

バス停の川を挟んだ対岸にある、秩父13仏霊場の浦山大日堂もついでにお参りをした。漁業券を取り扱う建物の後ろに看板や石碑が建てられ、赤い橋を渡ると大日堂に続く参道がある。

<浦山大日堂>

可愛い市営バスに乗車、西武秩父駅まで乗っても300円でした。運転手さんは、道中通りかかる方々と挨拶を交わし、車内には唱歌が流れ、ほのぼの寛げる空間でした。ただし、このユルキャラ・ポテくま君が描かれてる窓は、外の景色が見えず残念。

<可愛いぬくもり号>

西武秩父駅から急行池袋行きに乗り、飯能でFライナーに乗り換えることができて至便であった。特急電車には、秩父の名峰・武甲山と秩父夜祭が車体に描かれていた。祭りの湯の売店でアルコールを購入して、喉を潤しつつ車内で今日のご苦労様会をした。

<特急電車>

東急線沿線では、秩父方面は東急西武まるごと切符が各駅の券売機で購入できるので、便利である。私の場合は、570円お得でした。♪~

大持山や鳥首峠は、読図のルートを計画して次の機会に歩きたい。廃村あり、滝の登攀あり、読図もできて、いろいろ愉しめた冠岩沢でした。登れる小滝も数えきれないほどでしたし、何より沢登りは太陽の輝く下が一番です。

<アイキャッチ画像:下山時に見つけた茸>