奥多摩・海沢3滝を見物して大岳山からスルギ尾根を下る

5月に海沢三滝を見たが、もっとゆっくり見たかったのと、暑い折沢沿いなら涼しく登れるのではないかと組んでみた。膝を痛めていた方の復帰と、初めての参加の方のお試し山行でもある。変則的な台風5号の行方を注意しつつ、実施した。降雨では出合わず良かったが、とにかく暑くて暑くて大汗をかきつつ登った。めぐろ山学クラブ・仲間のメンバー5名と歩く。


●2017年8月6日(日)日帰り おおむね晴れ~曇り ●山域:奥多摩 ●ハイキング

●メンバー:L=NN SL=SO KY KK EN YO (男3名女3名)

●ルートとコースタイム

ホリデー快速8:21奥多摩駅8:30→タクシーにて8:50海沢園地9:00…三つ釜の滝…ネジレの滝…9:40大滝10:00…海沢探勝路尾根に出る11:20…11:55大岳山12:30…大岳山神社12:40(トイレ)…サルギ尾根分岐道標13:35…展望台…高岩山14:20…養沢神社15:38…上養沢バス停16:36→武蔵五日市駅ホリデー快速17:21乗車


奥多摩駅から予約したタクシーで、一路海沢園地へ。6人まで乗れ、予約金410円も入れて、2850円でした。トイレもあり、そこで支度をして沢沿いの滝見物の散策路を進む。

前に海沢を泳いだブログ記事があるが、今日はその上流を歩いて滝の見物です。

<海沢園地周辺の案内図>

三ツ釜の滝、ネジレの滝、大滝と階段や沢沿いの岩場など歩いて、見物。三ツ釜の滝は、すぐ脇を歩けるので、釜の様子も良くわかる。

<三ツ釜の滝、段々と流れる>

<釜のひとつ>

ネジレの滝は、沢沿いの湿った岩場を通るので、滑りやすいので要注意。岩に刻みもあって、滝場傍の淵にまで行けるが、とても深そうで、幽谷の雰囲気であった。

<奥まった岩場に流入するネジレの滝>

いよいよ大滝へ。6人で静かに休んでいたら、キャニオリングの人がたくさん現れて、賑やかな大滝になってしまう。ヘルメットやウエットスーツを装着して、泳いだり飛び込んだりしていた。ネジレの滝をロープで下降したり、三釜の滝も泳ぐツアーがあるようだ。

<大滝の滝つぼに飛び込んだり、泳いだり、楽しそう!>

<一人一人飛びこむ>

海沢三滝を見物して、海沢探勝路へ。沢沿いなのにとても暑い!風も通らず、小澤を幾つか渡り、とにかく標高を上げて行く。大岳山まで800mの道標で、急な登りも終わりひと休みして、鋸山からの縦走路に出るとすぐに大岳山山頂である。山頂は曇っていて景色も望めず、昼食後芥場峠に向かう。本来はロックガーデンの滝見物も予定していたが、込みそうなので省いてそのままサルギ尾根を下ることにした。この尾根を2回通過しているが、当時は破線の登山道であったが、今はエアリアマップでも実線になったので分かり易くなっていた。以前、何回か上部でコンパスで行く方向を確認した覚えがある。

<汗びっしょりで山頂へ到達>

<大岳山神社で無事登山を祈る>

<高岩山にて>

サルギ尾根末端は養沢神社があり、バス停は赤い大岳橋のたもとです。時間が大分余ったので、そばの沢で汗を拭いたり、着替えたりした。私も、靴下を脱いで足を沢に浸して熱気を取りました。大岳鍾乳洞からの下山者も多かったです。ここのトイレは、鍵がかからず使いづらかった。

<立派な鳥居のある養沢神社>

生憎バスは小型の事もあり座れず、且つ少し渋滞気味でした。武蔵五日市駅に着いたら、すぐに発車のホリデー快速に飛び乗り、ビールは飲めず残念。が、家でしっかり飲みました!暑い中、いいトレーニングになったと思う。

●アイキャッチ画像:大岳山神社の狛犬