10年ぶりの鷹取山

2017年2月17日(金)曇りたまに晴れ 春一番の強風

●日程:9時京浜急行線追浜駅→鷹取山で終日岩トレ→追浜駅

たまには外岩もどうかな、と思ったのでメンバーを募って我家から一番近い鷹取山へ出かけた。実に私は10年振りでした。追浜駅から改札右手の出口を進み、病院脇の急坂を登る。左手に公園を見ながら行くと住宅地に出て、縫うように鷹取小学校方面へ下る。スーパー西友を過ぎ、小学校の右方向の桜並木のある坂を登りきると、東屋のある鷹取山の公園広場に出る。30分程で着く。そこには、トイレと管理棟(閉まっていた)、自動販売機がある。ベイブリッジやランドマークタワーが見えた。

今の岩場の様子を知りたかったので、ハイクがてら広場から展望台、磨崖仏その先の岩場など歩いた。鷹取山が初めての方もいたので、ルート説明も兼ねて、支点の状況も確認した。

最初は、広場横の柵に支点を取って登ったが、あきらかに以前より難しくなっていた。風の通り道なので、どうも風化した様だ…。チョーク跡もあまりついてないし。これは、他の人も同調してくれた。20年以上前初めて登ったところであり、当時はTRで登れました。

<トップロープで登る練習>

2本目は、場所を移して簡単な所で、トップロープのシステムを確実に覚えるよう練習した。ここは、以前山岳会で訪れた時、人を背負て搬出訓練などに励んだところだ。ここも、写真のように岩が崩壊する危険があるとかで、立ち入り禁止の柵があった。3本目は、写真のルートでのんびり交代で確保したり登ったりした。

有名なルートは、それなりの支点が施されていてチョーク跡もあるので、登られているのだろう。4時になったので練習を終了して、帰りは貯水タンクがある階段を降りて追浜駅に戻った。帰り道にあるボルダーに取りついている人がいた。見かけたのは、ハイカーや野鳥などの調査員の方々、犬を歩散させる人など。今日は春一番が吹き荒れたので、風に悩まされた。久しぶりの鷹取山の様子が風化や崩壊で変わっていて、昔の訓練の思い出が崩れえゆくようで一抹の寂しさを感じた。