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忘年山行は、景信山周辺で

忘年山行を、MWさんが企画してくれた。今回は宴会も催すことにしたので、近場の景信山周辺のプチバリエーションルートに決定。昨年の奥多摩の熊糞だらけの山から早一年である。


■期間:2018年12月23日(日)■天候:曇り、時にぽつぽつ ■山域:高尾山周辺景信山

■形態:日帰りプチバリエーションハイキング ■資料:高尾山・陣馬山・景信山登山詳細図

■メンバー:L=MW SL=NN SH MK KF AM HY KK(8名)

■日程&コースタイム:JR高尾駅8:00集合→8:10発バス→川井野バス停8:37…鞍骨沢左岸尾根登山口9:05…尾根に乗る10:04(休憩)…堂所山<▲733m>10:50…景信山<▲727.1m>11:55(休憩)12:30…東尾根下降…日影バス停14:04…摺差の豆腐を購入…高尾駅15:10…忘年会へ突入


川井野バス停で降車、そのままバス通りを進み、鞍骨沢林道へ入る。すぐに右手に進み、斜面の踏み跡を登ると、明確な尾根になる。あやしい天候の下、地形図を確認しながら、トップを交代して登る。堂所山までは、南に向かう。

<登り始め>

さらに植林帯を登る。薮は殆どなく、ルートは総じて分かり易かった。

<山に登りはつきもの>

笹原を登りきると、堂所山に至る。

<笹原も登る>

堂所山の立派な標識で全員集合!ここからは、高尾・陣馬縦走コースに入る。

<堂所山にて>

私達は、この木の根の急斜面を下った。

<木の根に足を掬われないように>

景信山に向かう途中で、ポツリポツリ、傘を広げたが結局大降りにならずに傘を閉じた。生憎の天気にもかかわらず、景信山は賑わっており、餅つきを行っているグループもいた。

<景信山の標識と後ろには三等三角点>

ここから、東尾根を下山したが、私は4回目の東尾根。踏み跡もしっかりしていて、最後は急な下りになるが、ジグザグに切ってある。小下沢梅林にでるので、そのまま舗装路をバス通りに進む。日影バス停に来たバスは見送り、歩いて高尾駅に向かった。SHさんお勧めの摺差しの豆腐を各自土産に購入。

<バスには乗らず>

バス道路から途中で沢沿いの散策路に入る。椿の花が赤く賑やか…。

<椿の赤い花が散策路を飾る>

さて、JR高尾駅前にある宴会場には予定時間を少し過ぎて到着。予約しておいて正解、15時過ぎなのに、すでに登山客で満席に近かった。美味しい肴で、お酒を飲んで8人で盛り上がる!余裕があるメンバーは、2次会へと…、酔っぱらいの喧騒は別にして、高尾の夜は静かに更けて行った。店を梯子したが、悪酔いしなかったのは、お酒が良いからであろう。

◆忘年会の店:お食事処 あさかわ (浅川食堂)042-661-0464 創業80年余!ちなみに高尾駅は、以前は浅川駅であったのだ。

<忘年会会場>

追記:下は、翌日の夕食に出した購入した木綿豆腐である。油揚げもしっかりしていたし、がんもどきは煮物で味わった。ちなみに、『あさかわ』でもこの木綿豆腐は食べられるので、それと同じ様にした。

◆するさしのとうふ(有限会社)峰尾豆腐店 042-666-0440 こちらも創業60年です!

<するさしのとうふ>

高尾山の登山詳細図の最新版にはこのルートは記載されているが、私の古い詳細図には無かった。近場の高尾山周辺も、ルートを組み合わせれば、また異なる景色に会えそうだ。梅や桜の花の頃は、再訪したい山域である。

<アイキャッチ画像:道中で見かけた長い藤の種

師走の奥多摩・蕎麦粒山は寒かった

めぐろ山学クラブ・仲間のメンバーで、12月の日帰り企画で、奥多摩の笙の岩山経由で蕎麦粒山に登った。
■日時:2018年12月8日(日) ■山域:奥多摩 ■形態:読図と冬山 ■メンバー:L=SO SL=KO CM KK KA EN YO NN (8人) ■装備:冬山日帰りハイキング+軽いアイゼン+防寒着 ■天候:晴れの予定が、曇りがちで寒い日。下界は晴れている様子が山から見えた。 ■日程&コースタイム:奥多摩駅バス8:35発→川乗橋下車8:48…川乗林道登り口9:00…鳥屋戸尾根…笙の岩山(▲1254.8m)11:05…蕎麦粒山(▲1472.9m)12:45…一杯水避難小屋14:15…ヨコスズ尾根下山…15:50東日原バス停16:17発→奥多摩駅 ホリデー快速乗車 ※時間はすべて到着時間で、休憩時間は割愛してます
奥多摩駅からは臨時バスも出ていて、私達は川乗橋でバスを下車。体操や身支度をどしてから出発、すぐに林道からの登り口を発見して、皆で確認中。
<川乗林道からの登り口>
先頭を交代しながら、何回も現れる急な登りを、落ち葉を踏みつつ、ひたすら息を弾ませて進む。
<急な登りが何回も>
時折、石柱があったりする。
<石柱が幾つかある>
18年ぶりに、三角点のある笙の岩山に到着。前は、緑濃い8月に沢の下山で利用したので、山の記憶は忘却の彼方でした。少休憩して、蕎麦粒山へ向かう。
<三角点と笙の岩山>
まだまだ蕎麦粒山までは幾つかピークを踏まなければならない。塩地の頭、松岩の頭、長尾山などである。やっと、蕎麦粒山の山頂の岩が、樹林の間から見えてきた。
<蕎麦粒山山頂へ>
山頂の岩の陰に、小さな狛犬さん、阿吽が待っていた。寒い中、フリースを着て、アンドーナッツを食べた。
<蕎麦粒山の山頂の狛犬さん>
蕎麦粒山山頂から川苔山方面の縦走路を眺めると、霧氷の白い木々が季節を物語っていた。
<縦走路と霧氷>
時間が無ければ、棒杭尾根下降も視野に入れていたが、足並みが揃っていたので、計画通りヨコスズ尾根を下山に採った。枯れた水場をすぎて、すぐに一杯水避難小屋に着いた。
<一杯水避難小屋下のベンチで>
避難小屋のトイレを拝借。小屋の戸を開けたら、数名の登山者が中に居た。シュラフに寝ている人や鍋を作っているパーティーも。明日ここから縦走するのだろう。
<避難小屋手前にあった水場は枯れていた>
<一杯水避難小屋>
  さて、バスの時間まで2時間をきったが、コースタイムは1時間40分なので間に合うよう皆さっさと歩き始めた。無事、東日原のバス停に余裕で到着した。
<東日原バス停はもうすぐ>
東日原の人家の畑に、背高のっぽの皇帝ダリアの花が咲き誇ってた。この時期、色も姿も目立つ花です。
<皇帝ダリアが咲き誇る>
2000年8月に倉沢谷長尾谷を遡行して蕎麦粒山に至り、下山で鳥屋戸尾根を降りたのだが、季節が違うので印象が違っていた。こんなに急な登りが続いていたとは…。歩き甲斐のある尾根でした。陽が短いこともあるが、もっと地形図を見る余裕が欲しかった。軽アイゼンは使用せず、山頂付近は体が寒さに慣れてないせいか、寒く感じた。 <アイキャッチ画像:道中見かけたつちぐり>

物語山の名に惹かれて

諸事情で、外房の実家と自宅を往復する生活が続いたので、なかなか山の計画も立てられず、誘われて都合が良かったので参加できた。物語山(▲1,019m)という名に惹かれて、一度は登りたいと思っていた山であった。


■日時:2018年11月17日(土)発~18日(日) ■天候:おおむね晴れ

■山域:西上州下仁田周辺・物語山 ■形態:前夜発日帰りハイキング 

■メンバー:L=KH SL=AM NN (3人)

■日程&コースタイム:東所沢駅午後12:00集合、車利用で現地へ向かう。

11月17日:ほたる山公園14:15…14:50御岳山15:00…15:20ほたる山公園→藤田峠森林公園キャンプ場へ車で移動

11月18日:キャンプ場→サンスポーツランド登山口看板9:30…分岐9:33…10:15凸凹の林道よりメンベ岩が見える…登山道入口10:55…炭焼跡11:10…コル…物語山山頂南峰11:35…コル…12:05西峰山頂12:30…13:03登山道入口…13:45駐車場→荒船の湯(600円)→所沢の中華料理店でご苦労様会→帰京

※時刻は、偵察や休みなど考慮してないので、あくまで参考です


11月17日 土曜日は少し時間があったので、徒歩1時間でピストンできる小さな下仁田駅周辺の9峰の一つ、御岳山(▲576m)を散策できた。下ってきた人がいたのも驚いたが、こんな時間から登る私達に、何処か登ってから来たのか?と。いやいや車で今日は移動してきただけなんです。御岳山山頂には小さな看板があった。

<おそろいの可愛いTシャツで>

その後、藤田峠森林公園キャンプ場までうねうねした道を移動して、テント泊。落ち葉の上でぐっすり眠れた。トイレも一部ウォシュレットで、車の傍にテントを張れたのでいろいろ便利。オートキャンプ場とうことで、他にも数人が寛いでいた。管理人さんも親切であった。

さて、今回もKHさん特製のアヒージョが登場!車なので、土鍋や卓上ガスを持ち込める。AMさんは、地元のお酒の「ひやおろし」を持参、3人で美味しく味わいました。

<具沢山!アヒージョ!>
<美味しいお酒も>

翌朝は、アヒージョの残りでおじやを作りましたが、絶品でした!以前はパスタにしたが、おじやの方がおすすめです。

11月18日 サンスポーツランドの駐車場に車を置き、公園のトイレに入り、身支度を整えて出発。大きな看板があったので、分かり易かった。

<大きな看板>

看板から物語橋を渡ってすぐに、阿唱念の滝との分岐に出る。林道を物語山に向かう。

<分岐の標識>

沢沿いの林道は、総じて凸凹で歩きにくい所もあった。沢の中に石碑を見る。

<石碑>

林道からメンベ岩が見えるところまで来た。歴史的な武将の悲話があり、物語山の謂れになっているそうだ。戦国時代に戦に敗れて城を脱出した武将が、このメンベ岩に藤ツルを使って辿り着き、追っ手から逃れるために藤ツルを切り、自分たちも降りることが出来ず切腹したーー悲話である。

<メンベ岩が見えてきた>

林道から登山道登り口周辺の山は、紅葉が終わりかけていた。

<紅葉の山>

登山道に入り、すぐに炭焼きだろうか石積の釜があった。

<何がいたか?>

急な登りを進み、振り返れば特徴ある形の荒船山が見えた。

<木の間越しの荒船山>

トラロープがある急な登りが続く中、見事な紅葉の木があった。

<紅葉の下、急な登り>

樹林も落葉して…、晩秋の山は静かであった。

<樹林も葉を落として…>

登りきったところはコルで、右方向の岩場混じりの急登を登ると、物語山南峰に到着!この先の平坦地に人の姿が見えたが、他誰にも会わず、静かな山を味わえた。

<山頂で>

そこからまたコルに戻り、今度は反対の急斜面を登ると物語山西峰に着く。そこで寛いだ。西上州の山々が見えるが、浅間山は雲のなかであった。ギザギザの岩峰・妙義山方面は見えた。

<西上州の岩峰の山々>

またコルに降りて、往路を戻り登山道の入口へ。そこにある岩を偵察、凸凹の林道を辿って駐車場へ。

<岩穴ではなく岩場>

物語山は、トヤ山経由で縦走も可能であり、山頂付近は複雑な地形をしていた。阿唱念の滝は、往復約1時間半ほどかかるので、陽が短い時期で温泉を採ったので今回は割愛した。ガタガタ林道と急な登りが物語山の印象でした。

車の運転のAMさん、アヒージョ調理のKFさんにお世話になり、愉しい物語山登山ができました。紅葉の終わりを愛でることもできて、晩秋の山を歩けて幸いでした。

<アイキャッチ画像:紅葉>

 

何年振りかな?広沢寺でリードする

平日にクライミングの練習をしました。

天候に恵まれ、久しぶりに広沢寺へ3人で行きました。


■日時:2018年10月22日 月曜日  ■山域:丹沢  ■形態:クライミング練習

■天候:晴れ ■メンバー:L=NN HT SO  ■装備:クライミング装備一式

■ダブルロープ9㎜×50m1本,8.6㎜×50m1本、シングルロープ10.5㎜×50m1本


小田急線本厚木駅から、バスで広沢寺入口で下車。徒歩30分位で広沢寺温泉前の駐車場へ着き、トイレを済ませる。そこからさらに林道を進んだ先の鹿柵の戸を入って、岩場へ向かう。

<駐車場そばの看板>

林道脇には、稲刈り後の長閑な風景が広がってます。

<稲刈り風景>

さて、早速簡単な所をリードして、久しりの広沢寺の感触を味わいました。私が初めてリードした岩場なので、思い出の岩場ともいえます。

次にSO氏がリードをする支度中に、後から車で来たHT氏が到着したので、3人で練習開始です。岩場上部で、確保中のSO氏です。

、支点確保するO氏>

さあ、ロープを投げて、懸垂下降。秋の日差しが心地よい日でした。

<ロープ投げも様になっているO氏>

懸垂下降するHT氏です。

<懸垂下降>

右スラブ5・9にトップロープを掛けるために、更に右の易しい岩場を登ります。

<右の岩場>

右スラブは、右側がすっきりと整備されてましたが、何だか一歩目が滑りやすくなっていましたが、それぞれ練習しました。その後、3時過ぎに練習を終えて、HT氏に車で駅まで送っていただき、ラッシュ前に電車に乗車できました。

私達の他、2人パーティーが二組練習しており、対岸の岩場にはソロの方もいました。

ここは季節によって蛭がでるので、今回も塩水を持参しましたが、看板の下に塩入のボトルがぶら下がってました。初心忘れるべからずの広沢寺の岩場でした。

<塩入のボトル>

 

<アイキャッチ画像:稲刈りの風景>

クライミングトレーニング

2018年9月17日(月)祝日 岩トレで、埼玉県日高市の日和田山に行きました。

3連休なのに、空いていて目的のダブルロープの練習ができて良かったです。本日誕生日の人がいたので、高麗駅前でビールで乾杯 ぽつぽつ雨が降り始め、西武線に乗りましたが、帰宅時は豪雨でした!

忘れてましたが、巾着田は彼岸花の盛りで、人出が多かったです。

<ゲレンデに向かう道にも彼岸花>


●形態:日帰りく岩登りトレーニング ●埼玉県日高市日和田山のゲレンデ

●メンバー:L=NN SO KK 3人 ●装備:クライミング装備一式


<男岩でダブルロープのリード練習>

この岩場は、ソロの練習を黙々と続けているクライマーが複数います。以前にもお会いした方と挨拶を交わしました。

<終了点で>

クライミングは、次から次に行うことがあるので、気が抜けない。システムを身体で覚えることが肝心。KK氏、本日誕生日日和田山ダブルロープ初リードです。

<引き続きリードの練習です>

やっと終了点に辿り着きました。次はビレイ態勢です。

<どうにか登ってきました>

 

もちろん、私もリードの練習をしました。最後は、難しいカンテをSO氏がリードして、私達はフォローでの登って、本日は終了。

4時過ぎに練習を終えて、高麗駅そばのコンビニでビールを購入して、駅前で乾杯中に雨が落ちてきたので、ホームに避難して帰京。

彼岸前でしたが、秋を感じさせる風景を沢山見かけました。栗やコスモスや彼岸花や鶏頭…。

<栗の実が重そうです>

<彼岸花の黄色と白も>

<街道を彩るキバナコスモスと曼珠沙華=彼岸花>

<アイキャッチ画像:彼岸花群落>

八ケ岳・稲子岳南壁に挑戦!

前に八ケ岳の稲子岳に登れる壁があると聞いていたが、今回登れるリーダーに従って実施できた。参加者が二転三転四転したが、天候に恵まれて3人で登ることができた。


●期日:2018年8月26日(日)~27日(月)1泊2日  ●山域:八ヶ岳

●天気:26日快晴、風強い 27日快晴  ●形態:クライミング&まったりテント山行

●メンバー:L=KF MW NN    ●資料:登山体系、ネットなど

●ルート&コースタイム

8月26日(日):8:00東所沢駅集合、車で移動→12:10稲子湯先のみどり池入口駐車場12:30…13:45こまどり沢13:55…14:35しらびそ小屋 テント設営

8月27日(月):テント場6:10…登山道から踏み跡へ6:50…稲子岳バリエーションハイクルート7:30…戻る…8:05南壁登攀左カンテ取付(準備と待ち時間)…10:10クライミング開始…2ピッチ目開始10:40…4ピッチ目開始11:10…12:02終了点12:40…13:08稲子岳ピストン…13:47登山道…14:35しらびそ小屋テント場15:20…16:30みどり池入口駐車場16:35→16:40稲子湯→食事後帰京

●装備:50mロープ2本 ヘルメット ハーネス クライミングシューズ ヌンチャク

カラビナ スリング 皮手袋


26日(日)みどり池登山口に駐車して、必要な装備以外を車にデポして出発。ゲートの脇にある登山ポストに計画書は入れた。

<標識と看板がある駐車場>

歩き始めは、林道と登山道を交互に進み、やがて緩やかな軌道跡を活かした登山道になる。落葉松林とシダが美しい森であった。軌道跡には、枕木が残っているところもあった。

<軌道跡、枕木が残っているところもある>

水場のこまどり沢出合。この登山道では、親子連れが多いのも特徴で、私達もここで一休みする。ヘルメットを被りハーネスにガチャ類をぶら下げた男の人が下ってきたので、「南壁ですか?」と声を掛けたら「今日は4パーティー入ってましたよ」と笑顔で答えてくれた。

<こまどり沢の木橋を渡る家族連れ>

しらびそ小屋に到着、以前なかった新館やソーラーの設備が増築されていた。

<趣ある佇まいのしらびそ小屋>

みどり池に東天狗岳の尖がりが写っている。トンボがたくさん飛んでいた。この小屋は、リスや鳥や訪れるので有名で、小屋の窓からは、鳥が餌場に来ているのが見えた。

<東天狗岳投影>

テント場も小屋の裏の林の中で、一人700円。この日は4張だけで、トイレはバイオトイレであった。リーダーKFさんはシェフも兼ねていて、なんとアヒージョをコッヘル一杯に作った。エビ・鶏肉・タコ・ズッキーニ・カリフラワー・ブロッコリー・パプリカ・茸・玉ねぎなど具沢山。当初3人では食べきれないと思ったが、気がつけば殆どたいらげていた。写真が無くて残念!明日のクライミングの成功を祈って、もちろんアルコールで前祝!

月明かりが物凄くて、夜中にトイレに起きた時もヘッデンが必要ない程…。猛暑の折、風はあったがテント内でもシュラフでは暑いので、はだけて寝ていたがさすがに朝方は涼しかった。

27日(月)4時過ぎに起き、アヒージョの残りを使ってスープスパゲッティを食べて、出発。中山峠方面へ登山道を進み、このロープと標識の所から、踏み跡に入る。

<看板がある>

ここで3人パーティーに出合い、彼らも稲子岳へ行く、というので何となくついて行ったら、同じバリエーションでもハイキングの方で稲子岳を目指していた。装備が?でしたのに…。

余計なアルバイトをしてしまった私達は、登り過ぎたので少し戻り、岩壁に突き当たった所から右手に踏み跡を、取付まで行くのだが、もっと下からの方が多少歩きやすかったかもしれない。アザミにチクチク刺されました。ところどころ、立ち木にテープは巻いてあった。

私達が取付について準備していたら、すぐに単独の男性が来たので、先を譲った。何しろおばさん3人なので、自分たちのペースでしか登れません…。彼は、ビックウォールを狙っているのか、ソロシステムでナチュラルプロテクションを駆使して登攀していた。ので、装備が重そうで、1ピッチ登ると懸垂下降してきてザックを担いで、気合を入れて登り返しを行っていた。凄ーい、3人で感心して眺めていた。下の写真では後ろ姿ではわからないが、前にも腰にもたくさんのギア類をぶら下げてました。

<1ピッチ目を登るソロの方>

ソロの登りを眺めつつ、取り付きで待つメンバー。立ち木のテープと赤いハーケンが取り付きの目印である。

<取付のテープの巻いてある木>

赤いハーケンが、あります。なんか、山岳ミステリー小説っぽいです。

<赤いハーケン>

私達もKFさんリードで、私が確保してクライミング開始である。体も慣れてないので、微妙なバランスで岩に乗りつつ、どうにか1ピッチ目はやり過ごした。下の写真は、2ピッチ目の核心部を登るMWさんである。右横のチムニーの方が易しそうであるが、リーダーは左のフェイスとクラックを登ったので、ヌンチャクを残してもらい、私はA0でここを通過した。ヌンチャクの回収にも往生したし、スタンスが厳しいので、支点のピンを利用してしまった。修業が足りません…。

<2ピッチ目核心へ>

3ピッチ目の記憶が無い私で、写真もなく、いきなり4ピッチ目になります。

<4ピッチ目確保点で>

4ピッチ目をリードするKFさん。目の前の岩を登るが、左から巻くこともできる。この最終ピッチは、50mロープを目一杯伸ばした。確保は交代して、MWさん。

<4ピッチ目>

上の写真の岩を登り、次の岩の終了点へ向かうリーダー。右上に私達に繋がる2本のロープが見えている。見事な青空である。

<4ピッチ目>

4ピッチ目を登るセカンドのMWさん。左側後ろの岩が終了点・

<4ピッチ目を登る>

終了点の二人です。東天狗岳をバックに,やったね!

<稲子岳南壁左カンテ終了!>

ここで装備を解いて食事をとった後、稲子岳山頂を目指す。植物保護のロープに沿って登って行き、動物除けの電流の流れている柵に触れないようにしながら山頂方面へと進む。ここの景色は、アルバイトしたので一度見てるせいか、安心して歩ける。右方向の樹林帯へ入ってしばらくしたところで、手製の稲子岳の標識があった。開けた所の木にも看板があったが、文字は消えていた。本当に?というような所に、この木と標識は在った。

<稲子岳山頂>

ここからもとの方向に引き返し、樹林帯へ入り、朝くぐった注意書きの看板の付いたロープの登山道へ帰る。そこからは、しらびそ小屋に下るだけである。樺の林や苔むした風景は、北八ヶ岳に特有で心が落ち着く。結構歩いたのね、と思うころしらびそ小屋に着いた。

ミドリ池は静かに、迎えてくれた。東山魁夷の作品にこんな感じの白い馬と森の絵があったような…、でも森は青い色だったか…。

<今日は静かなミドリ池>

潰したテントを撤収して、荷物を背負い、あとは往路を駐車場に降りるだけである。荷物の整理をして、とりあえず温泉を目指す。

車で稲子湯に向かい、時間がギリギリであったが、月曜日ゆえ空いていたようで入浴可能で良かった。(650円)私には懐かしい、25年前と変わらないイメージの湯であった。

馬刺しや丼物、キノコの食事とビールで祝杯(運転手はノンアルコール)をあげて、一路東所沢へ。都心は、夕方から雷雨と豪雨で大変であったようで、私達が帰京できた時は雨も上がっていて助かった。

リーダーのKFさんには、毎度ながら車の運転、食事、ロープのトップと何から何までお世話になり感謝である。晴天の下、時に落ちる恐怖と戦いながらも、気持ちよくクライミングを愉しめた。私達は4ピッチで終了したが、ピッチの切り方で6~3ピッチと様々である。『山と溪谷』の2017年5月号にルート図も出ていたが、こちらは7ピッチであった。登る人によって選択の余地があるルート取りが可能かも。

30年以上前、山好きな会社の先輩方としらびそ小屋に泊まって、周回コースで東天狗岳に登ったことがある。その後、旦那が八ケ岳の山小屋でバイトをしていた関係で、しらびそ小屋を訪ねたのは25年ほど前であろうか。その時に、旦那が小屋で働いている旨話したら、御主人は美味しい珈琲をご馳走してくれた。その白髪のご主人は健在で、とても嬉しかった。通年営業なので、雪の世界のしらびそ小屋にも来てみたくなった。

<アイキャッチ画像:南壁取り付きの途中で見かけた可愛いきのこ>

秩父の冠岩沢で沢登り

台風が去ったあと、なんだか涼しく爽やかになったが、まだまだ沢登りを愉しみたいと計画。メンバーを募ったが、結局二人だけであったが、力強いメンバーのおかげで、滝も登ることができた。


●日時:2018年8月19日(日)●山域:秩父 荒川水系浦山川冠岩沢 ●形態:日帰り沢登り

●天候:晴れ  ●メンバー:L=NN SO  ●地形図:武蔵日原 秩父

●資料:『東京起点沢登りルート120』『奥秩父・両神の谷100ルート』他ネット情報

●装備:沢登り基本装備 ロープ9㎜×25m1本 ハーケン ハンマー

●ルート&コースタイム

西武秩父駅8:18着→タクシーで冠岩橋8:48…壊れた作業小屋と橋と標識9:05…9:33身支度・入渓9:55…最初の3m滝(ロープ)10:00…赤い石10:28…左岸に水が噴き出す10:38…2段15m滝(ロープ)10:58…5m滝(ロープ)11:25…とい状滝12:00…25m大滝12:05…左岸を巻き沢に降りる12:22…2段6m滝12:40…8m滝12:48…13:32登山道・靴を履き代え出発13:50…横倉山(▲1197m)13:54…送電鉄塔14:36…廃村・冠岩集落14:58…冠岩橋15:14…15:28浦山大日堂バス停・着替え15:48…15:52大日堂お参り…16:00浦山大日堂バス停→西武秩父駅16:35→16:51急行池袋行乗車

※防水カメラ使用でも、レンズが濡れてぼやけた箇所が多々ありますのでご容赦を…。


以前計画しようとしたが、公共交通機関ではバスが浦山大日堂までなかったので、日帰りはきつかった。今回も休日はバスが早い時間にないので、入山をタクシー利用にして時間を短縮し、浦山大日堂バス停を16:00発に乗車するべく、休憩時間もタイトにして歩いた。

西武秩父駅からのタクシーは予約しなかったが、休日でもタクシー乗り場ですぐに乗車できた。冠岩橋まで4330円。橋のプレートが草で覆われていたので、払いのけて確認した。

<冠岩橋>

冠岩橋から、通行止めのある左手の県道73号線の林道を進むと、壊れた作業小屋跡と橋と出会う。橋を渡ったところに標識がある。沢沿いの踏み跡を進み、3mの滝が見えたが、その手前で身支度をして入渓した。

<橋を渡ってから振り返る>

<根元が腐りかけている標識>

歩いて行くと、山は自己責任のポスターが木に付いていた。計画書提出や装備確認、地図持参は当然の事です。

<山は自己責任>

最初から、正面の滝のシャワークライムはキツカッタので、右の滝から登る。滑りそうなので、私は早々にロープで確保していただく。

<最初の滝>

以前、近くの大持沢の時も同様この様な赤い石が所々見受けられた。この先で右手に水が噴き出しているところがあり、そのあたりに古いガイドブックでは、冠岩の岩峰マークがあったが分からなかった。

<水流に鮮やかな赤い石>

輝く2段15m滝と出合い、水流の左の窪を利用してロープを出して登攀。

<2段15m滝>

ハーケンは2か所に認められたが、1か所のみ使用で切り抜けた。トップを登るSO氏が、支点を通しているところです。確保体制でも、始末を浴びて寒い位な状況であった。

<15m滝登攀>

15m滝をひと登りしたら、右手の次の5m滝も2歩くらいが滑りやすいので、私はロープを出してもらう。その上5m滝は、水流の左側を楽に越えられた。

<5m滝を登る>

その先で、とい状の滝が見え始め、右にワサビ田を分けた所で休みを取った。とい状の滝は難なく登れ、進むとすだれ状大滝25mが迎えてくれる。

<とい状の滝を登る>

SO氏は、25m大滝を登りそうにしていたが、ハーケンも1枚だけしか持参しなかったので、あきらめて右から高巻いた。通常は巻くんです。

<すだれというよりは水量はあった25m大滝>

25m大滝を巻いて降りたら、こんな穏やかな流れになっていた。

<25m大滝の落ち口上で>

次に現れた2段6m滝も登れる。

<2段6m滝>

最後は8m滝で、右から巻いた。この沢では、登れる小滝は数えきれないほどあった。

<一番奥が8m滝>

最後まで水流を辿って登ってゆくと、やがて源頭部である。源頭は、紅葉の時期が勧められているのが納得するような、明るい広葉樹林であった。斜面をせり上がると、ヤブ漕ぎもなく登山道に出た。下の写真左側の斜面から登山道へ出た所は、大持山の頂上近くで予定より北に着いたようだ。人物の背中側が大持山方向である。ここで、靴を履き代え、軽く食べてから、登山道を鳥首峠方面へ歩き始めた。

<登山道に出た>

すぐに、横倉山に着いた。

<横倉山>

登山道を先に進み、標高1150mでケルンや赤テープを見かけた。地形図を睨んで、標高と方向をコンパスで確認、かすかな踏み跡を下って冠岩沢の左岸の尾根に入ってゆく。踏み跡たよりに歩きやすい所をどんどん下ってゆくと、広葉樹から植林帯に変わり、標高870m付近では右に引き込まれないように、またここでコンパスを合わせた。下に鉄塔が見えてきたので、そこを目差して更に植林帯を下ってゆくが、ここは仕事道をそのまま鉄塔に出ずに降りた方が早かったかもしれない。鉄塔辺りは、切り開かれていて明るい。

<使われてない?鉄塔>

急な斜面の仕事道を降りてゆくと、やがて冠岩集落の後に出た。入渓の際は沢沿いの踏み跡を辿ったので、どうも廃村の下部を通過したようだ。

<冠岩集落跡>

集落を見守る風情ある祠や仏像が、鎮座してました。

<守り神>

集落跡から入渓した時の踏み跡に出たので、あとは林道を戻るのみである。冠岩橋に出て、浦山大日堂バス停まで舗装路を歩く。浦山大日堂バス停には、綺麗に使われているトイレがあり、そこで着替えて一息ついてバスを待った。

<バス停のトイレ>

バス停の川を挟んだ対岸にある、秩父13仏霊場の浦山大日堂もついでにお参りをした。漁業券を取り扱う建物の後ろに看板や石碑が建てられ、赤い橋を渡ると大日堂に続く参道がある。

<浦山大日堂>

可愛い市営バスに乗車、西武秩父駅まで乗っても300円でした。運転手さんは、道中通りかかる方々と挨拶を交わし、車内には唱歌が流れ、ほのぼの寛げる空間でした。ただし、このユルキャラ・ポテくま君が描かれてる窓は、外の景色が見えず残念。

<可愛いぬくもり号>

西武秩父駅から急行池袋行きに乗り、飯能でFライナーに乗り換えることができて至便であった。特急電車には、秩父の名峰・武甲山と秩父夜祭が車体に描かれていた。祭りの湯の売店でアルコールを購入して、喉を潤しつつ車内で今日のご苦労様会をした。

<特急電車>

東急線沿線では、秩父方面は東急西武まるごと切符が各駅の券売機で購入できるので、便利である。私の場合は、570円お得でした。♪~

大持山や鳥首峠は、読図のルートを計画して次の機会に歩きたい。廃村あり、滝の登攀あり、読図もできて、いろいろ愉しめた冠岩沢でした。登れる小滝も数えきれないほどでしたし、何より沢登りは太陽の輝く下が一番です。

<アイキャッチ画像:下山時に見つけた茸>

南秋川・熊倉沢右俣右沢遡行左沢下降

 とにかく暑くてたまらないので、沢の計画を立てた。めぐろ山学クラブ・仲間のメンバー4人で、秋川の熊倉沢に入ったが、沢でも暑さを感じたのは初めて!私でもリーダーを努めることができる、初心者向きの沢ではある。下りでプチバリエーションルートも考えたが、沢の下降を組み入れた。実は、16年ぶりの再訪の沢でもある。


●2018年8月5日(日)   ●天候:曇り~晴れ   ●地形図:五日市・猪丸

●山域&沢:奥多摩・南秋川水系 矢沢熊倉沢右俣右沢遡行左沢下降 ●形態:日帰りの沢

●参考資料:『東京起点沢登りルート120』『奥多摩大菩薩高尾の谷123ルート』他ネット等

●メンバー:L=NN SL=CM KK KA (4人)

●ルート&コースタイム

武蔵五日市駅6:58着で集合→7:10発バスで南郷まで7:47…矢沢橋7:50…落合橋8:00…熊倉林道終点8:27身支度…入渓9:05…右沢左沢分岐二俣9:27…陸軍滝9:30…4mCS滝(ロープ)10:05…休憩…10m滝(ロープ)11:02…二俣11:40…11:48浅間峠12:00…登山道…下降開始12:10…沢床にでる12:20…ヌメッタ滝(ロープ)…2m滝2段4m(ロープ)12:45…二俣13:10…2段で8m滝(ロープ)…4m滝(ロープ)13:20…右沢左沢分岐二俣…林道終点14:00…身支度と着替え15:00…15:40南郷バス停16:26→武蔵五日市駅17:21ホリデー快速で帰途に就く  ※遡行で2回、下降で4回ロープを出したので、それなりに時間を要した。


武蔵五日市の街路樹はサルスベリで、丁度ピンクや白の花が盛りであった。バスは意外と空いていて座れた。南郷バス停で降りて、矢沢橋を渡って矢沢林道を進む。

<矢沢橋>

矢沢林道から落合橋で、右手の熊倉林道に入る。両林道とも進入禁止のロープがあるが、ロープを外して入っている車を帰りに見かけた。

<落合橋分岐>

轍の後はあるが、落合橋以降はダートで普通車では厳しいだろう。下の写真の熊倉林道終了点で、身支度を整えた。左手に、沢に降りる踏み跡がある。

<駐車スペースはあるが、進入禁止>

沢に降りて、小滝を登る。絶好の沢日和である。今シーズン4回目の沢であるが、初めての光多き遡行である。

<入渓すぐの小滝を登る>

左沢との二俣からは、陸軍滝の一部が望めた。16年ぶりのご対面!前回と違って、随分と優しく迎えてくれた。光を反射して飛沫が輝いていた。

<陸軍滝と再会>

陸軍滝の左側の急な斜面を登り、また沢床に降り立つと、トヤド沢を右に分けて進む。直ぐの左手に炭焼窯跡があった。その後3箇所ほど見受けられた。見事に綺麗に積み上げられている。覗いてみたが、暗くて良く見えなかった。

<炭焼窯跡>

階段状の小滝を進むと正面に見えたのが、CS(チョックストーン)4m滝である。斜めの左壁に石が挟まっている。そこは滑っていて、残置スリングを使ってCM氏に空身で登ってもらい、確保体制の後ロープを付けて3人とザックは登った。

<下部はトイ状の4mCS滝へ向かう>

その後休憩を取ったが、休んでいても暑さが感じられたのは、沢では初めての感覚であった。沢風で涼しく感じるのが、沢登りの醍醐味なのに…。

遡行再会してすぐに、10m滝に出た。SLとLが登って、後続は高さがあるので念のためロープで確保した。水流の右側が登り易い。

<10m滝を登る>                               高さがあるので、一応ロープを出した。落ち口より撮影。

<10m滝を上から撮影>

<安全第一で>

沢はやがて水流がなくなり、登り易そうな斜面を歩きながら見上げると、東屋の屋根が見えた。前回同様、なんなく東屋のある浅間峠にバッチリと到着!皆で記念写真、目線が色々なのは、2つのカメラでの自動シャッターゆえ…。

<浅間峠にて>

一休みして12時に再び出発、登山道を10分程進んで、栗坂峠の手前にある標識を少し過ぎた付近から下降を開始した。登山道でトレランの単独の男性に出会ったが、「暑くて大変です」との言葉でした。

斜度の緩い所はふわふわした黒土で歩きやすく、下ってゆくと、すぐにすっきりと水流にでた。そこからは、したすら下るのみである。沢は浮石もあり滑っていたので、落石を起こさぬよう注意した。

<左沢を下る>

最初の懸垂下降は、滑った所で落ちたくないので行った。KAさんは、初めてのエイト環での懸垂下降であったが、4回をしっかりとこなしていた。上でセットの確認、下でロープを引っ張って止めるという安全第一で実施した。

<沢の懸垂下降>

最後の懸垂下降は4m滝。

<4m滝の懸垂下降>

4mを降りた先にある2条2段小滝。

<2条2段小滝>

やがて右沢との分岐の二俣に出て、出発点へ無事帰り着いた。沢の装備を解いて、バスまで時間があるので、着替えも済ませてからのんびりと林道を歩いた。南郷バス停までの畑には花々が夏の日差しに負けず咲き誇っていた。短いながらも今日は沢登りをした実感があった。

<バス停そばの民家で咲いていたクルマユリ>

調べてみたら、16年ぶりの再訪の沢であった。前回も右沢遡行、左沢下降であったが、うろ覚えである。CS滝はスリングを掴んだが確保無しであったし、10m滝もサクサク登っていた記憶はあったが、右沢遡行後に東屋にきっちり出た事や沢を下降したことも忘れていた。その時は陸軍滝は迫力があり寒い位であったが、今回はキラキラと可愛く飛沫をあげて舞い降りていた。猛暑続きの今夏、沢全体で前回よりヌメリを多く感じた。前も同行したメンバーと、しみじみ体力やバランスの衰えに頷きあった。16年前ですから…、確かに二人とも今より若かったのだ。

<アイキャッチ画像:林道に咲いていたタマアジサイ タマが割れて花が登場>

 

山梨県・恵能野(えのうの)川中流はガスの中

暑い日が続いた後で、台風襲来の前に平日の沢歩きを愉しんだ。私以外は、今シーズン初めてなので、安全遡行第一である。生憎当日は、朝は小雨も降り、沢は終始ガスに包まれていた。


●月日:2018年7月26日(木)  ●天気:朝小雨後曇り  ●山域:山梨県大月市真木川

●地形図:大月 笹子 ●形態:沢歩き(WW) ●メンバー:L=NN SO EN 3人

●ルート&コースタイム:

現地まで車利用→恵能野子の神社前出発7:30…入渓点・身支度7:45…入渓8:10…9:15休憩9:27…10m滝(ロープを出す)9:32…二俣10:42…苔の四角い石10:55…遡行終了…11:00懸垂下降練習…11:20靴を履き代える…11:50山の神…仕事道を沢沿いに下る…車12:50

●基本装備: ヘルメット ハーネス 沢シューズ スリング カラビナ 環付カラビナ  9㎜×20m補助ロープ1本

●資料:ウォーターウォーキング2 白山書房刊 丹沢ネットワーク編


首都高も中央高速もスムーズに動き、大月ICで降り、恵能野子の神社で車を降りて、安全遡行を祈ってから歩き始める。神社前のスペースに駐車したが、その先はダートであったので正解であった。

<神社>

すぐに木橋を渡り仕事道を進み、堰堤を3個過ぎた所で身支度をして沢に降りた。

<橋を渡る>

すぐにまた堰堤が出てきたので、右から高巻いてまた沢に降りたら、導水管や大きい管が転がっていた。ここまで仕事道を来て入渓した方が楽であったかも。水流は綺麗であるのに、光が無くて終始うっすらと暗くて残念であった。雨に降られないだけましかもしれないが…。

<沢の渡された導水管の下を通る>

まだ、沢歩きが2回目とは思えない動きのENさん。

<小滝を登るENさん>

こちらは、高校生の時にクワイナイ川を遡行したベテランSO氏です。

<流れをまたぐSO氏>

途中でアルミ?の壊れた橋等にもに出会う。1時間くらい歩いたので、休憩を取った。小滝でも釜の底が砂地で、足が潜ってしまう。ので、釜も思いのほか深くなってしまう。

<休憩したところの渓相>

上の写真の奥の小滝を登る二人。

<小滝を登る>

直ぐに10m滝にであい、SO氏は果敢に登り始めた。

<10m滝に挑戦>

<10m滝全容とO氏>

SOさんに10m滝リードして頂き、感謝!あとの二人は、ロープで確保して登った。ヌメリで2~3歩滑りやすいところがあったので、助かった。

<小滝を登る>

二俣を過ぎて、この苔の四角な岩に出会う。ここで、WWは終了である。この沢は、トヨミ沢で、山の神のある尾根を挟んだ沢は、アモウ沢である。アモウ沢も継続して遡行可能であるが、今回は無理せずここまでとした。

<四角い岩>

時間もあるし折角なので、そばの大木にロープを渡してENさんの懸垂下降の練習も行った。

<懸垂下降>

その後靴を履き代えて、山の神に向かう。が、NNが一つ尾根を誤ったので戻って、ガスの中の壊れた山の神にご挨拶して下山した。仕事道は沢沿いなので、沢を確認しながら歩けるので恵能野川中流の復習できた。10m滝とか休憩したところなども分かった。

<壊れていた山の神>

無事神社に戻って、着替えなどして帰途に就く。往復中央高速を利用、帰りに事故渋滞にぶつかったが、案外と早く帰宅できて良かった。ENさん、運転お疲れ様でした!

ロープは、滝の大きさと懸垂下降の練習用で9㎜×20mを持参、正解でした。短い時間でWWを愉しめ、カエルもいたし、ヤマメも跳ねてました。資料の渓相の緑が綺麗で計画しましたが、生憎の天気で残念でした。滝子山の周辺でもあるので、前から気になっていた地域なので来れて良かった。

<アイキャッチ画像:10m滝の右の岩壁に咲いていたイワタバコ>

奥多摩・大岳沢で沢歩き

西日本一帯が線状降雨で被害が出ている時に、沢で遊ぶのは気が引けるが、めぐろ山学クラブ・仲間のメンバー7人で実施した。当初は7日の予定であったが、天候の状況で一日ずらした。大岳沢の大滝は、直接飛沫を感じつつ釜で間近で対面できたし、苔の多い沢はそれでも水に浸かると結構肌寒かった。


●2018年7月8日(日)  ●天気:曇りから後晴れ、小雨ぱらつく

●形態:日帰り沢歩き   ●地形図:武蔵御岳

●メンバー:L=CM SL=KO YT KK KA YO NN 7名

●日程&コースタイム

JR武蔵五日市駅発8:22上養沢行きバス→大岳鍾乳洞入口バス停下車…8:50林道…9:25大岳鍾乳洞…9:27小滝…9:40林道終点…10:00身支度後出発…10:45大滝…11:40休憩12:00…沢から右の登山道…12:50終了…13:10下山開始…往路を戻る…14:15砕石場…14:35大岳鍾乳洞バス停14:56バスにて武蔵五日市駅へ

※小滝を登ったりして愉しみなながら進んだので、コースタイムはあくまで参考です。


臨時バスも出ていて、2便に分かれて大岳鍾乳洞入口で下車。赤い橋を渡り大岳林道を進み、砕石場のトンネルを通過すると、大岳鍾乳洞に出会う。

<大岳鍾乳洞>

さらに進み登山道入口に近くなると『小滝』があった。看板もあったが、チョロチョロとした流れ…。

<小滝>

登山口には、駐車できるスペースは3台ほどで、そこで身支度をした。ぽつぽつ雨粒もあったが、その後止んだ様である。多くのハイカーが訪れていて、この時期は沢沿いの涼しいコースなので人気があるのかも。入渓は、登山道直ぐの木橋からで、苔が多い沢である。

<身支度するメンバー>

<入渓直ぐの渓相>

小滝が沢山あり、どれも難しくないので愉しい。ジャブジャブと水遊びの感じである。

<登れる小滝が沢山>

しばらく進むと、この沢のハイライト『大滝』が現れる。飛沫を浴びてこの釜に入り、皆で写真を撮り合った。さすがに『小滝』と違って迫力がある。

<大滝>

釜に浸かって大滝とご対面!してから、釜を出て沢に戻る。

<大滝の釜から出る>

遡行を続ける。時に腰まで水に浸かると、結構肌寒い・

<時に水に浸かる>

前方に見える木橋を数個くぐったり越えたりして進んだ。小滝で奮闘する。

<小滝で遊ぶ>

T氏推奨の石の苔と流れをパチリ!

<しっとりとした苔むす渓>

時に、わざと難しい所を登って順番待ちになる。

<順番待ち>

途中で休憩タイムを取り、一休みしてまた出発!

<休憩済んで>

沢床も浅くなり、流れも穏やかになる。

<沢も終盤>

倒木があったり、沢も薮がうるさくなったので、右側(左岸)の斜面を登り登山道に出た。そこから沢が登山道を横ぎる所まで少し歩いて、この標識の所で沢は終了。靴など履きかえ、装備を解いて下山に備える。ザックが水を含んだ荷のせいか、重く感じる。

<登山道で出て終了>

登ってきた沢を横目にしながら、登山道を下る。濡れていて滑りやすいので要注意。

<登山道脇を流れる大岳沢>

入渓点の登山道入口に着き、そのまま大岳林道を往路を戻った。キャンプ場では親子連れが釣りをしてたりしていた。林道脇の石垣全体にイワタバコの群生があり、ピンクの花が咲いたら綺麗だろうなあと思った。

<イワタバコ群生>

砕石場あたりに誰が積んだかケルンが…、私も一つ小石を載せてきた。

<ケルン?>

大岳沢は登山道が脇を通っているので、適当にエスケープが可能なので初心者でも楽しめる沢である。危ない滝もないし、木橋とも出会うので、そこからも沢から逃げられる。

林道沿いのキャンプ場は、親子連れなどがいて、川には釣り人が見受けられた。帰りの可愛い小型バスには座れたが、途中小学生など多く乗車したので結構混んでいた。パンツがまだ乾ききってなかったので、座席に手ぬぐいを敷いて座った。バス停で着替えもしたメンバーもいたが、女性陣は武蔵五日市駅そばのトイレで着替えた。発車直前にホリデー快速に飛び乗り、立ち飲みしつつ帰路に就いた。

<アイキャッチ画像:イワタバコのツボミ>

●参考にした沢の本

どこの沢に行こうか決める際の参考に、沢の本を捲る。もちろん最新情報はネットでも確認するが、台風や積雪でも沢は変わるので、古い本も比較的新しい本も見てみる。同じ沢でも、泳ぐ場合と沢歩き(WW)では装備も異なるし、水量や季節でも沢のイメージや感覚も違う。また、安全に遡行するには、最低限の岩登りの技術も必要である。

<お世話になっている、数々の手元にある沢の本の一部>